4巻まで読んで魅了されました。まず、絵が芸術品。美術大学出身の漫画家さんなのかな。とても繊細に描き込まれていて、一つ一つ見入ってしまいます。
そしてストーリーオムニバスっぽくて全てつながっている。「キノの旅」を思い出す空気感。
人間にとって、AIにとって100年は長いのか、短いのか。愚かな群衆の一員である私には難しくてわかりようがないけど、この物語はAIと人間どちらも主人公であることはわかります。
2025年の今すごいスピードで進化しているAIがいる世界に住んでいると、近しい未来のようにも感じてしまう。物語に出てきた知らない言葉を調べながら読むのも楽しい。科学を突き詰めて哲学的な思考が多い物語なので、読みながら色々と考えてしまいます。