ネタバレ・感想あり銀の三角のレビュー

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千年万年、時空を超えて
2023年12月21日
SF作品の紹介文によくあるフレーズに「時空を超えて」というのがある。この作品もしかり、時空を超える描写が幾度も出てくるのだが、そのスケールの大きさたるや、驚くべきことに千年万年単位なのである。吟遊詩人の奏でる音楽に導かれ、過去と未来を行き来する主人公。読者もまた彼とともに幾度もの輪廻転生の旅をする。この頃の絵の緻密さ美麗さにも圧倒される。もし興味が湧いたならじっくりと読んで味わってほしい。
作中に流れる音(楽)が美しいSF
2026年2月15日
萩尾望都先生のSFで、有名なの好きなの沢山あるのですが、最も推したいのはこの作品。

この作品の素晴らしいのは、音・無音・歌などが、物語の核として表現されている所です。
ファンタジーかと思われるような導入部分ですがSFです。
時間と空間に、未来と過去に、壮大なスケールで時間軸が揺れ動く、本格派SFです。
不思議な吟遊詩人、ラグトーリンによってつま弾かれる美しい音楽(物語世界)に一度耳をそばたててみて欲しい。

三角というタイトルもまた素晴らしい…
どこからこの発想が来るのかな。もうホントに。
一度でいいから萩尾先生の海(精神内部)に潜って見てみたい。
素人・常人には想像する事ができない、一つの世界の創造です。
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