ネタバレ・感想ありでこぼこデルタ【単行本版(シーモア限定描き下ろし付)】のレビュー

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ほんわか
2024年7月8日
日常のほんわかとした空気感と登場人物たちの優しい世界でゆっくり読める作品でした
人生これからで悩める甥っ子に翻弄されながら周りの大人たちのかかわりに変化が生まれてくっついちゃって!!初々しい
好き
2024年6月3日
なんとなく買ったけどとっても良かった
登場人物みんなが愛おしくてかわいい
もう少し詳しく見たかったと思うところもあったけど
ひさしぶりに買って良かったしレビュー書こうと思った作品
絵本作家とアシスタントと甥っ子
2023年9月19日
絵本作家の藤咲41歳と、アシスタントの立花27歳、高校生の甥っ子17歳の話。高乃トキさんの「不機嫌なDOU DOU」は私の大好きな作品で、今まで読んできたBL作品の中でも飛び抜けて好きで、それは好きなものを好きと言う大切さを教えてくれたことと、登場人物達のあまりの愛おしさに心惹かれまくりで。そんな高乃さんの新作ということで、もちろん大好きフィルターがかかって読んでるし、絶対星は5をつけたいという気持ちはある。でも、それがなくても星は5だったな…と読み終わって思った。題名通り、年も性格も才能も違う3人がそれぞれ成長していく話で。何かキュンキュンする出来事が起こるわけではないけど、じわじわと彼らの人生を味わい、そして妹ちゃんの力強さにグランマンマーレのような偉大さを感じ、そして立花君の年下ワンコが案外ガタイ良くてドキドキし、読み終わって目の前が開けて心が解放される感じになる。いくつでも歳関係なく、悩むし迷うし見失うし、でも大事なのはやっぱり自分が好きなことであり。自分の中の好きから目をそらしちゃダメだ…うう、言ってて自分で耳が痛くて泣きたくなるが…うまく説明できなくてもどかしい。途中のジャンプは読んでて恥ずかしくなっちゃったな。
好きー
2023年9月9日
大人に染みるエピソード盛りだくさん。すごく自然なストーリーで、少しずつ明かされるそれぞれの気持ちも真摯で良かった。さすが高乃先生。好きです。
三人三様の一歩踏み出す成長記
2025年5月18日
アシスタントの立花くん×甥っ子蒼くんと絵本作家の藤咲さんの、それぞれ立場は違えど、一歩踏み出すお話でした。立花くんの好き好きオーラは見て取れたし、藤咲さんも意識しているのは分かっていたけれどもあれ?急じゃね?ってなりました…。どこか読み飛ばしたかしら。はっきり藤咲家両親の描写はないけど、凝り固まった古い考えの方たちだったのかな、とか、結局、子ども達は好きな職業につけているので、親としてはちゃんとしてらっしゃるのかな、とか、そういう行間を読む空気感のあるお話で好きです。
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あったかい
ネタバレ
2025年2月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵本作家の受けと年下でアシスタントの攻めのところへ、初顔合わせな甥っ子がやってきて…というお話。お互いに好きな感情はあるのに抑えようとしていたり、自分の健康だったり死後のことを考えたり。40過ぎたらいろいろあるよね、て思う一方で、直接的には出てこないけれど、藤咲さんが実家の両親から距離を置きたがってること。恋人に死なれて未婚のまま蒼くんを産んだ妹さんもご両親には頼らなかったこと。背景にあるんだろうなぁと想像できて、その上で蒼くんとたくさん写真を撮ってほしいと願うところ、じーんときました。
大洋も、自分がちゃんと横に並んで藤咲を支えられるようになりたい、とがんばる姿も良かった。恋人になるまではあっさりめとは思いましたし、エチもさらっとだと思いますが、家族としてお互いの支えになりたい、でもきちんと自分のやりたいことを見つけて歩み出したい、というそれぞれの気持ちがあったかく交錯している作品でした。
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絵本作家と甥とアシスタントの共同生活
ネタバレ
2024年6月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 41歳の絵本作家で一人暮らしの藤咲裕星は、27歳の立花大洋に仕事とや家事のアシスタントをしてもらっています。検診で引っかかってしまった藤咲は自分の年齢と将来を考えざるを得なくなります。藤咲と同じ絵本作家を目指している立花くんの将来も含めて考えようとしていた矢先に、藤咲の子供を名乗る高校生が現れます。取り乱す立花くんを横目に、藤咲はすぐに彼が妹の息子の藤咲蒼だとわかり、一緒に暮らす決意をするのでした。色々と難しい年頃の蒼と暮らすなら自分も一緒にと立花くんが強固に言い張り、3人のでこぼこ生活が始まります。蒼くんは衝撃的な登場の割には普通に良い子で、出オチ感がありつつ、立花くんのアオリは上手にかわし、二人のことは静かに見守る大人なキャラです。立花くんもまた、藤咲のそばにいるために一旦藤咲から離れる決意をします。両片想いの大人な二人が、突然現れた若い蒼の登場で心の距離を詰めてゆくほんわかハッピーなお話でした。
読みやすい
2024年11月6日
いろんな設定?があるものの、案外さらっと進んでいきうまくまとまった感じがしました。二人の関係などが好みなので、もっとじっくり読みたかったかな。
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途中途中の違和感
ネタバレ
2023年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 話は面白かったのですが、立花さんと主人公の恋愛描写が少し足りていない気がしました。話のテンポが終盤にかけてかなり急になり、心情描写が少ないまま付き合って抱いての展開だったので、多少無理矢理感はあるなと感じてしまいました。
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作家名: 高乃トキ
出版社: リイド社
雑誌: mimosa