ネタバレ・感想ありその男、天然危険物につき。【合本版】のレビュー

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痛烈な攻めザマァを堪能。
ネタバレ
2025年10月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 全156P。先月半額クーポンで購入。
表題作「その男、天然危険物につき。」約60P。
2作目「あの子が欲しかった」約95P。
キサラ先生の世界観での2作品の温度差がいい塩梅。
軽いのと凄く重いのとどちらも攻めザマァあり〼。
積まずにもっと早く読めば良かった1冊。

【表題作】 笑えるけど、ただのギャグ系BLではない!
攻め・江坂浩輔(えさかこうすけ)大学生
 モテモテのチャラ男風イケメン。実は変態執着系。
受け・三国薫(みくにかおる)大学生
 愛称︰ミクニタン、妖精さん
 愛すべき天然ちゃん。ズバッと発言が小気味良い。
⬇当て馬になりそうで実は違う方々
受けの優しい幼馴染・啓太 違う大学
攻めの友人・牧野君 攻受と同じ大学

両片想いで攻めからの告白→→即日えっちの流れへ。
攻めのナニのデカさに初心者受けちゃんが怯え、失敗。
「萎えた」発言から始まりとにかく攻めの言動が迂闊。
悪い奴では無いけど苛立ちます。スパダリの片鱗皆無!
が、受けちゃんからの無自覚な反撃も結構あります。
受け幼馴染がズバズバ・スッキリ叩き斬ってくれます。
が!我慢も半年迄。同棲後にまた本性発揮。
あーーー。
受けちゃん、幼馴染君とくっつけばいいのに。

【2作目】シリアスなお話。三角関係→ハピエン。
攻め【前】・中川 大学生(内部生)
 クズのお手本の様な男
攻め【後】・住吉 大学生(内部生)
 受けへの愛の大きさも、その愛の示し方も💯
受け・平野 大人しく優しい 大学生
受け友人・斎藤 大学生

素晴らしい攻めザマァ!
その対象は【前】攻めです。
今迄結果的によりを戻してしまう攻めザマァばかりで、
攻めチェンジには大歓喜でした\(^o^)/
ラスト6Pの新旧攻め対決も見処。

彼女持ちで受けに手を出し、泣かせて楽しみ振り回す。
BLの『元彼クズ率』の高さには苦笑いしてしまうけど、
今作いい所無しなクズ。でもほんのちょっぴり同情。
ノンケチャラ男が受けへの本気を認める事を先延ばし、
【後】攻めの存在も舐めて後々戻って来ると高を括る。
子供の頃から受けを知っていて好きだった【後】攻め。
受けを尊重し友人として側で見守る1年間。
強引に奪うでもなく、かといってヘタれでもなく。
2人に「相思相愛になれておめでとう」と言いたいです。
100Pに満たないのに長編読後の満足感がありました。
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2作目がすごく好き
ネタバレ
2025年9月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2作品入ってます。どちらも良いですが、2作目が特に好きです!キサラ先生の作品は強目な執着を持ちながらもコミカルで可愛いさのある話が多いと思いますが、2作目は割とシリアスで、同じ男に本気の恋をしてる2人の男が、一方は手を出すのは早いけど周りの目を気にして優しく出来ず、一方は何よりも本気で相手が欲しいから心も大事にして時間をかけてもそばにいる、そんな彼らの恋愛顛末が心を打ってくる作品。二人を同時に相手するような三角関係ではないです。純粋でまともな恋をしてる平野の気持ちが2人によって動かされていく時間の帯がリアルに描かれていて、彼らの恋心の展開に引き込まれます。ジンと来る話でした。
表題作は、キャラが生きてて面白いです。不思議ちゃん妖精キャラの三国の誤解から、恋人の江坂とすれ違い、二人とも悲しみつつも、友達も巻き込んでコミカルな展開。アレがデカい江坂の攻めがありつつも、やはり天然で危険な三国には敵わないなってお話。
面白かったです!
2025年2月23日
2つのお話が入っています。1作目は三国くんの思考がとにかく笑えました。何度も吹き出してしまいました。2作目は攻めの執着がいい感じで面白かったです。
表題作より2作目が結構好き!
ネタバレ
2024年10月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表題作(ラブコメ)+シリアスめなラブストーリー作品と2つのお話が入ってます。どちらも大学生のお話。
表題作は…たしかに受けはかなりの天然危険物ww
ラブコメというか、ギャグ強めかな?かなり受けはヤバイ奴だけど面白かったです。
2作目は私の好きな執着一途溺愛カテゴリーかな!
いいよねーこういう攻め。一途愛いいよね。
あとエンドが斬新だと思った。BLにはあまりない感じ。
女性漫画(主婦向けのノンフィクション的な…嫁姑とかママ友とか復讐とか…あんなカテゴリーの漫画のやつ)でしか見ないような唐突な終わり方。
私は結構好き。というか攻めみたいなキャラが好き。
セリフもよかった。絵も綺麗でした。
良かった
2023年12月9日
全156ページ。1話目61ページ→ギャグBLで笑いました。天然受けくんも純粋イケメン攻めくんも、お友達もみんな面白い。2話目→ページ数からするとこちらが本体かな? ちょっとぞっとする後味(良い意味で)の記憶に残るBL、良かったです。
天然で最高!
ネタバレ
2023年11月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ みくにタンがとにかく最高です!行動が読めなくてほんとおもしろい!江坂のおっきなアレを小さくするためにタコ糸で縛るなんて・・・考えつきませんよ。
どっちも好き
2023年9月23日
一作目は表題の「その男、天然危険物につき。」
2作目は「あの子が欲しかった」
どちらも攻めの重めな愛情は共通してだけど全然違うタイプの話でした。
一作目はとにかく天然危険物の三国タンが斜め上過ぎて面白い。何度吹き出したことか。攻めの江坂のミクニタン大好きぶりも良かった。
2作目は読むとタイトルの意味わかります。攻めも受けも良かったです。終わり方に評価が分かれそう。私はアリだと思います。
評価はあまり良くないですが、私はこの作品どちらも面白かったです。
ほんとに天然危険物。笑
ネタバレ
2024年2月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 本編はいわゆる勘違い系の話がコメディちっくに描かれてて、面白かったです。ミクニタンほんとに天然危険物(笑) いくらアレが大きいからって、小さくする為に凧糸でチャーシューみたいにするだなんて。なんて恐ろしい発想をする子なの?!笑 しかもその発言を些細なものだから忘れてたって(爆笑) 浮気されたと思い込み江坂を受け入れる事が出来た牧野くんのお尻が気になり後追いしたり、思考回路が独特な不思議ちゃんで面白い。皆がミクニタンって言って可愛がる気持ち分かる!そして、お互い好きになったキッカケが同じだったのも感慨深いです(相手の気持ちを考えて他人に注意する)本編は61Pと短く、恋人になった後の日常やいちゃラブはほとんど書かれてないのでそこもう少し見たかったです。
別話「あの子が欲しかった」は少しモヤモヤが残りました。住吉くんめっちゃ良い人やし、小さいころ傘貸してくれた子って平野くんの事やし、思い出の子と恋が実ってほんと良かったって思う。平野くんもすごく幸せそうやし。ただ、中川くんの気持ちが置いてけぼりになっちゃったのが少しモヤりました。いや、平野くんを泣かせたりひどい事してきたから当然の結果な訳ですよ。でも、中川くんも平野くんの事本気で好きだったから、最後までその思いが伝わらずに終わってしまったのが何とも。まぁ、中川くんが体裁ばかり気にする小物だったのがいけないんですけどね。中川くんコレで改心して、良い恋してくれたらいいな。ってか、ストレートなのに平野くん好きになったって事はそれだけ大好きで大切なんだから体裁とかもう全て捨ててしまえー!って言いたくなる。あー、やっぱモヤる。三角関係って誰か1人は必ず悲しい思いするから、なんか切ないです。
表題作ともう一本
2023年9月23日
この作家さん、好きです。表題作は作家さんらしいお話でした。ぶれない不思議ちゃんは受けくんですが、不思議ちゃんなので、そのうち攻めを経験できるんじゃないかと心配ですが。
もう一本は、この作家さんらしからぬお話という印象でした。すべてコンプリートしてないのですが、たまにあるかも? 得意科目と好きな教科はちがうみたいに?
サイコパスってこういう感じか?と思ってしまうとちょっと恐さがしみました。新旧の攻めの対決シーンで、最初の男になりたかったんじゃない、最後の男になりたい、というニュアンスのセリフ、サイコーでした。サイコーサイコパス。
そういう感じの男女の歌がありましたね~。鈴木祥子さんでしたか。
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なるほど〜
2023年9月17日
2作目、読み応えありました。続きも欲しいけどああいう終わり方もまたありだなと。中川もバカなことしたよね…。平野には幸せになってほしいので、結末は満足です!
1作目はラブコメです。サクサク読めて安定感はさすがです。
割とサラッと読める
2023年9月16日
表題作はクスッと笑える独特なユーモアがあって、2作目はここで終わるのか!もうちょっと続きが読みたいと思う作品でした。
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作家名: キサラ
出版社: CLLENN