ネタバレ・感想あり黄昏鳥居の恋みくじのレビュー

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どれも優しい
2025年2月21日
複数のカップルのオムニバス作品を集めた短編集。それぞれの作品の登場人物達が少しだけ繋がっています。エロは殆どないけど優しくて穏やかな作品ばかりで良かったです。
星4.5
さすがです!
ネタバレ
2025年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 三池ろむこ先生のとても優しく繊細でこころにすーっとしみ込んでくるような作品が大好きです。こちらもとても良かったです。短編だけど少しずつ交わっているオムニバスなんですね!神社のお話から始まるところに人と人との縁を感じました。どのお話も、登場人物もステキでした。特に表題作と「丸窓とシーグラス」が好きです。最後の書下ろしでユラとアルタンのその後が読めるなんて!感激しました!!ありがとうございます♡
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小さな発見がそこここにあって楽しい
ネタバレ
2024年5月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 作品内容をしっかりと読まずに購入したため、読み進んでいくまでオムニバス形式であることには気付いておらず、いきなり異なるカプのストーリーが始まった時はびっくりしてしまいましたが、そういうものだと認識して読み終えた今は、なんだかんだで読み応えと満足感があって楽しめたな〜という良い印象が残っています。😶

それぞれのストーリーは独立しているようでいて何処かで他のストーリーと接点があるので、「あ、この子はあの時の!」とか「あの人のファンの彼はこの子らの友人なのね〜!」とか小さな発見がそこここにあるのも楽しかったです。作者様も色々なタイプのキャラを描くのが楽しかったようだし、もっと描いてみたいキャラも生まれてきたとの事なので、続編期待していま〜す!😄

あ、あと余談ですが本作はキスとイチャイチャと事後の描写はありますが致している最中の描写はありませんので、えち重視&刺激をお求めの方には向いていないかもしれません。😅
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ショートフィルムを観ているかのよう
ネタバレ
2024年4月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ ろむこ先生、挿絵のお仕事とかもされてますが、描き込みも繊細で丁寧なお仕事されますね。初期の作品は短編集とか多くて、読み込ませていただきました。今回は群像劇でリレー方式に主人公が替わりますが、どのキャラクターたちも魅力的で愛しいのであります。はじめの呉葉の神社に渉がお祈りに来るところとか、渉たちの通学路に円い窓の家が背景にうつっていたり…それぞれの欠片を探してみたくなって、読み終わったらすぐにもう一周してしまいました笑 どの子たちも優しい笑顔をしてるんだけど、どこかで仄暗い心の闇を持ってたりして、そんな人間らしさがストーリーのスパイスになって読み手の心を掴んできます。決してハラハラドキドキのようなスリル感はないんだけど、こういう感情ってあるよねとか共感できたり、2人の距離が近づいたときのじんわりと胸に響く感じはさすがろむこ先生だなぁと感服いたしました。仲良しシーンは一組だけ(それも最中でなくピロートーク)ですが、それでもいい。いや、それがいい!…いやいやあったとて嬉しいんですが、無くても充分満たされた気持ちになりますよー じっくり1ページ1ページを楽しんでもらいたい作品の1つです。しかも260ページ超えなので、たっぷり読んだなーと満足できました。初めてのろむこ先生作品にもってこいだと思うので、未読の方は是非!
縁結び
2024年1月8日
作者さま買いです。まさにご縁が結ぶ珠玉の連作品。ご縁があるという事はどんな困難も想いも些細な偶然もすっと飛ばして一緒になれる未来があるのね…とほろりとしました。物語の中の二人もとても良かったです。
楽しいです
2023年11月25日
全てのお話の登場人物達が、さりげなくつながっていて楽しいです。
そして、三池先生の書く人物のお人柄とお顔…あぁ好み💗
特に樹里さんと呉葉さん、めちゃ好きです。
おみくじ、ご縁、神様からのアドバイス。
大吉が出て喜んでるだけじゃだめなのね。
一歩を踏み出すための神様の後押し。良いですね。

岳くんと悠里さんも好き。
丸い窓から見える景色。たしかに、丸っていうだけで不思議かも。いつ見ても絵になりそう。
たまには違う角度からいろいろ見ないとですね。
物語の中のアルタンとユラも好き✨
ユラは見た目よりも行動力がある強い子ですね、そしてかわいい。
二人で笑い合い共に生きる。
良いお話ですね。
楽しかったです。
優しい世界観
2024年5月29日
作者様買い。オムニバスみたいな作品。緩く繋がりがある連作短編集みたいで面白かったです。エチとかないのであまりBL読んでない人にもおすすめできそう。優しい世界観で好きです。
黄昏の神社から始まる繋がる恋物語
ネタバレ
2023年12月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 『黄昏神社の恋みくじ』神社の息子で権禰宜の呉葉が、毎日のように黄昏時にお参りに来る青年と言葉を交わすようになります。俗世から離れた生活をふと寂しく思う呉葉が、何事もストレートな海外育ちの樹里と恋に落ちます。『バイバイ、チャイルド』1話の冒頭で神様に願掛けしていた伏木渉と幼馴染の加古優希のお話。中学の時の優希の告白を受け止められなかった渉の願いを神様が聞き届けて下さいます。『丸窓のテラリウム』渉と優希がいつもその前を歩いていた丸窓のある変わった家に住む挿絵画家の長江悠里の元に、富田岳が配達に訪れます。室内で創作する悠里と元気な配達員の岳とが惹かれあってゆきます。悠里が挿絵を描くファンタジーが劇中劇として展開されるのが『丸窓とシーグラス』岳と悠里の恋と並行して、物語のアルタンとユラの恋が進行してゆきます。満月に照らされるシーグラスの浜辺か美しいです。『コーヒーブレイク•ラプソディ』悠里を担当する出版社の飯野と、悠里に憧れる新人画家の速星大弥がコーヒーを飲むひと時。大弥のバイト先には渉と優希も来ますが、同じように訪れるのが『はるのうららの』二人。隠キャの宮津崇が、モテる古沢慧に2年続いた同居の解消を言い出します。古沢の友人•清住が彼女にフラれて心機一転、ランニングを始める『なんか、』『そういうこと。』シューズのアドバイスをしてくれる野村さんと知り合います。『黄昏鳥居の恋みくじ•結』で樹里と呉葉のラブラブを満喫したら『それから、これから』で渉と優希、大弥のその後に触れ、最後にアルタンとユラのファンタジーで締め括られる250頁越えの力作です。さらりとしたエロがルチルらしいと思いました。
オムニバス!
2024年4月15日
短編集。表題作の神社、幼馴染、デザイナーズハウスっぽい丸窓の家、作中作のファンタジー世界、出版社、川辺の家、川辺のランニングコース。どこかで少し被る関係が宝探しみたいでワクワクした。ほんの少し勇気をもって恋のスタートを切るまでを優しく描かれてた。全部の話が短いのでサクサクッと読めた。描きおろしと電子限定もついて266Pと大大ボリューム。
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