ネタバレ・感想あり書き損ないのつくりごとのレビュー

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よすぎる
2025年4月16日
ガチでいい。2人が素直になれない感じがもどかしちゃ。あと絵がいい。この人の書いた暗い長編とか読みたい。
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紙をめくりすぎた指の感覚
2024年5月2日
なんだろう…指先にものすごくリアルな紙の感触のような、読後感。キス止まりなのもよいし、受け攻めがわからないのもよい。
これこれこれBLってこれです
2024年4月9日
恋心を秘めに秘めたボーイズがラブしてるこの感じこれこれこれ。ヤバいまたすごく好きな作家さん見つけてしまった。
中学時代に仲違いして疎遠になり大学生で再会してから空白期間を埋めるようにゆっくり心を通わせていく臆病な二人のモダキュン話良すぎ。こういうのでいいんだよ当て馬や妨害などもなくずっと二人の世界。この作家さん行間を読ませるような静かだけどこちらの心を揺さぶってくるような描写がとてもうまい。
山あり谷ありストーリーな刺激的ラブをお求めの方、両想い後のイチャイチャ見たい方には向かないかな。じんわり余熱の残るようなブロマンスラブと両想いになるまでの過程を重視する派向け。
じっくり読みたい作品
ネタバレ
2024年4月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 傍から見たら恋でしかないのに、お互いを強く想いながらも手を放してしまう。思春期ならではの痛々しさや、再会後に友達をやり直しながらも期待と焦りが入り混じってしまう感情の動きが、とても丁寧に描かれています。描写が本当に素晴らしい。ゆっくり進む物語に、じっくり入り込むことが出来ました。『その後』二人とも仲良くて可愛いいです!
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図書室の風が吹く
2024年4月1日
宇肘先生を知ったのはネットでイラストをサーフィンしていたとき、とにかく感情や動きの描写が上手くて「この人、プロだよな…」と探して見つけたのがこちらの作品です。逆に本作しか見つけられてないんですが、デビュー作、、、?なんですかね?最初の印象から変わらず、本作も絵から入ってくる情報がとても多い作品です。
中学校の図書室の窓から射す光や特有のホコリと木と古い紙の混ざったニオイ。静かにしなければならない部屋のそこかしこで聞こえる内容までは聞き取れないヒソヒソ話。あの頃の青い情景がうん十年経って思い起こされるような作品です。

物語の主人公は、本が大好きな同級生・枝折と萩ちゃん。中学生の頃、意気投合した二人は枝折の書く小説に担当さんのように相談にのったりアドバイスしたりする日々を過ごしていました。
ただそんな毎日に、思春期特有の自尊心や独占欲、友情や愛情の混ざった感じが介在し始めて二人の世界が二人の世界じゃなくなっていく事で一度壊れてしまいます。
大学生になった二人は再開し、また、二人で物語を紡いでいく作業がはじまる。そして、中学生の時に掛け違えたボタンを掛け直すようにしてまた、二人の世界をはじめていく。そんなストーリーを丁寧に描かれていた素敵な漫画でした。
ん~青くていい!
ネタバレ
2024年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵がエモくていい。同級生の両片思いのモダキュンが
とても丁寧に描かれている。似たような設定は他のBLでもあるのに、この作品は別物に感じる。純文学読んでいるよう。両想いがわかっても、キス止まり。でも物足りなくない。それでいいと思ってしまう。作者さんの次回作も楽しみ。
丁寧
2023年12月28日
あまり一般受けしなさそうな絵柄だけど好きです。内容も絵も丁寧に描かれていて安心して読めました。キス止まりですが、雰囲気が艶っぽいので満足してます。
1コマ1コマの読み応えがすごい
2023年12月16日
また一人すごい作家さんが現れましたね~~デビュー作とのことで気が早いかもしれませんが、もうすでにBLだけにとどまらなさそうな魅力を感じます(でもずっとBLも描いててほしい…)。中学生初期のまだ幼くて素直な二人が本当にかわいくて、その部分だけでもずっと眺めていられます。徐々に思春期に入って、ちょっとずつひねくれて自分の殻に閉じこもってしまう萩人(受け)も、内向的ながら見た目の良さも手伝って表面的な付き合いができるようになる枝折(攻め)も、どちらもとてもリアルだけれどよくある共感性羞恥を感じるようなことはなくて、むしろ「そうだよね~~人間ってそもそも多かれ少なかれ不器用なところあるよね」と全人類を抱きしめたいような気持ちになりました 笑。忙しいときや疲れているときにサラッと読んでしまってはもったいない作品な気がします。そして、納得のキスどまりではありましたが、某BL専門サイトの作者さんインタビューで攻め受けがはっきり明記されていましたので、もしかしたら続きを読める可能性もあるのかな…?と期待しています!
グッとくる
2023年12月15日
表情や時の流れが繊細に描かれていて、気づくと世界に飲み込まれてしまい自然と涙が溢れてきました。心を浄化したいときに読むのをお勧めしたいです。汚い何かが洗われるような清々しさがあります。
2人がこれから先も笑っている未来を願います…どう考えても続編がみたいです…!作者様、素敵な作品をありがとうございます。
心理描写が秀逸
2025年3月30日
嫉妬とか、とられたくないって気持ちが友情なのか?とか色々グラグラしたかんじが、よく描写されていて好きでした!
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エロはないです。
2024年5月1日
中学時代、思春期の関係性の変化を拒む気持ちから、お互い疎遠になり、大学で再会からの、関係修復を試みる2人のお話でした。青春してます。今後はどうなるのかな?とニコニコ😊しながら眺めたい2人でした。エロは全くないので、エロを求めている方は物足りないと思います。私の読み込みの問題かもしれませんが、セリフがどちらが言ってるのか分からない箇所があり、ちょっと残念でした。また作品を読み返して分かるようにしたいです。
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思春期の鬱屈と両片思い
ネタバレ
2024年1月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。両片思い。中学1年生、本好きな積川と枝折はすぐに仲良くなる。だけど積川は自分とは違い世界が広がっていく枝折を思春期の自意識や卑屈さで突き放してしまい疎遠に。中学生の頃の引っ込み思案でシャイな枝折の雰囲気が可愛かった。その後大学生になって再会して、今も小説を書いている枝折の手伝いをすることになる。枝折を突き放した「あの日」からまた友達をやり直せるのか、戻れるのだろうかと二人は手探りで距離を詰めていく。だけどお互いがちゃんと友達でいようと無理をしているのでギクシャクして焦れったい。傍から見ると枝折の積川への気持ちが丸見えなのが可愛かった。積川と話す時、ちょっと屈んで顔を覗き込むようにして凄く優しい顔をしたりする。間違ったってまたそこから言葉を尽くしてやり直そうという二人の関係性が良かった。
小説を書く側と読む側、思春期の亀裂
ネタバレ
2023年12月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 単位互換で他大学の講義を受講していた愁は、そこで中学時代の友人・枝折と再会。かつて枝折の書いた小説をきっかけに仲良くなるも成長していく枝折への劣等感から疎遠になっていたが、再び枝折の執筆中の小説に関わることに。思春期の未熟な心では抱えきれなかった想いが未だ燻る、センシティブな再会もの。二人の距離が近付いたと思ったらまた離れて、なかなか本質に触れないままの関係がもどかしい。どちらかが一歩踏み出せばもう一方が引いて、一緒にいたいのに落ち着かなくて。思春期拗らせるとしんどいなあ…。モノローグが文学的で雰囲気あるけど細切れで、過去映像がちょいちょい挟まれるのもあって、誰の、いつの、どこにかかる言葉なのかが分かりにくかった。雰囲気大事だけど、もうちょっとテンポよく読みたい。キス止まりなので受け攻めは分からず。枝折が作家なら、愁は編集に向いてそう。
うんうん
2024年7月25日
同級生、再会モノのおはなし。ハピエン。ちゅーまでです。それでも、このおはなしはコレでいいよねって感じの収まりのよさでした。
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作家名: 宇肘
ジャンル: BLマンガ
出版社: 一迅社