愛とかいいから〜の大ファンでした。
鳴海先生の作品の最大の魅力の一つは女性主人公が等身大なことだと思っています
女性漫画によくあるヒロインの、意志的でなく、男性に媚びた、控え目でドジっ子というキャラでもない。
シングルマザーや介護など、閉塞感を抱きながらも、何とか自分の足で生きていこうとしている、身近な「わたし」がここにいます。
そしてこれがまた他の漫画と違って凄いんですけど、結構ダラシない男たちがヒロインの相手役で登場します(それがなぜかカッコいい)
こんなのあります?w
でもそれでこそ現実味があるのだと思います
愛とかいいから〜でゆり子先生は2人の男性の間で揺れ、いつまでもはっきりしない自分を「ズルい」と認めていたように、女性一人で頑張る寂しさや不安、迷いから来る不器用さや後悔を、現実の女性目線で描いてくださった。
だから自分も悩むだろうな、という共感性や没入感がありました。
愛とかいいから〜は初めて電子コミックで全巻買った作品です。
今回も大人買いしました。
偶然新作と邂逅した自分の運に感謝しながら気持ちよく眠れそう。
楽しみにしています