舞台は大正(何年頃かの記載は無い)。
生まれつきの顔の痣のせいで家族に虐げられて、日陰のように使用人として生きる旧華族の長女「清子」。
妹に来た縁談に、訳アリの理由で妹が嫌がった為押し付けられて実家を追われるヒロイン。
その縁談相手は目が不自由になりつつある美貌の青年で、今までの経緯から人嫌いでひねくれた所がある。
痣のせいで人の真心を感じとれる優しいヒロインと、不自由な目のせいで人を容姿で判断しないヒーローが出会うべくして出会い惹かれていくお話•••でしょうか⁉︎
痣を隠す事なく懸命に生きるヒロインが健気です。
物語は、初めての体験を重ねるヒロインに立ちはだかる嫌がらせや、婚家での事業の陰謀などが紡がれて波瀾万丈な展開です。
二人の婚約から結婚に向けて、生家の思惑や策略などが立ちはだかるのかもしれません。
そのザマァを見せてもらえることに期待しています。
5巻30話まで読了。