料理を題材にするならまず同じ状況でキャンプなりしてみたら分かると思うのだが
最初のクリームシチュー
戦から3ヶ月経た状況でまずどこにミルクがあるのか?とか
トロミを出すための(大人数がまかなえる)小麦粉があるならまずはパンにするだろ?とか
そも火加減の出来ない焚き火と鉄の道具で多分無いか使い切っているであろう油も無しに細かく切った野菜を炒めれば水分出る前に焦げて大変な事になるだろうとか
ツッコミ所が満載すぎるのである
ご家庭のガスコンロや冷蔵した食材を基準に考えたんだろうなぁと
野菜だって常温なら残ってるのは精々が芽の出た芋か萎びた人参くらいだろうし
同じ状況下で作れば焦げとエグ味が強いシチューが出来上がるかと
さらに言えばミルクを使った料理を戦時には食べないのではないか?
腹を壊しても正露丸とか無いし
美味しく無い乾物や黒パンを食べるのにはちゃんと理由があるってこと
これが商隊の護衛とか街から街への移動ならまあ無くはないけれど
後は細かいことを言えば父や修行先の服装や異世界の時代背景からすればシチューを作るならブラウンシチューを作るべきかと
というか出だしの作り方がビーフシチューベースだし日持ちがして水代わりに飲まれてるであろう酒(ワイン)はあるだろうしパンも作れないほどなら小麦粉無しで考えるし
ホワイトシチューを作っちゃう辺りが現実と乖離した創作感を出しちゃってるのよ
異世界で料理を題材にするならキャンプで良いからまずは縛りありで体験してから書くべきかと
作画は良いから評価無しは可哀想だが読むには流石に料理を舐め過ぎかなってので星2