商業で出版終了になったものが、同人誌として出せるというスタイルに多様性を感じる。終了からの再販スパンが早いのは、ファンとしては本当にありがたい限りです。同じ顔による弊害と、他。攻めの恩田さんから先に好きになったように見える。自分と同じ顔に惚れる現象なかなかないので、本当に顔以外で好きになったんだろうなあ。受けのさちおくんみたいな複雑な事情は抱えてないけど、自分の顔好きじゃないから同じ顔を好きになった恩田くん、すごく不思議に感じます。恩田がさちおに対して言ってた、不機嫌丸出し云々については本当にそう(笑)。末っ子とか甘やかされて育った人って“そう”だよね。素直と言えば素直なんだろうけど、大人になってから苦労しそうではある。社会で揉まれて大人になれよ。自罰的にカス男にばかり抱かれてきたさちおは、ものすごーく視野が狭まっていたのだと思う。祖父母に大事にされてることにも気付かないくらいに。それだけ顔以外では苦労知らずで生きてきたことが窺える。こいかわ先生の、BLとして萌えはするものの人間性については冷たいくらいの穿った視線でBLの男たちを見ているところ、すごく好き。もっとやってほしい。