原案、原作、構成、作画・・と4人の作家さまで協力されて、
漫画が刊行されるまでこぎつけられたのは本当におめでとうございます。
辛口で申し訳ありません💦
一言で評価するなら〝もうひと息〟という印象です。
死に戻りの作品は数多くありますし、既視感は仕方ないとしても、設定が薄く、動機が薄く、
展開が飛び過ぎて「アレッ?」と思うところが多い。
例えば、最初の方で貴金属とかはたった一つしか持っていないという事だったのに、
質屋で大量の金貨を手に入れているのは何故⁉︎
ジャガイモを貧困者に配るのも安易で、底をつけば原資がなくなるだろうし、畑を手に入れて種芋にするという表現も無く
侍女の借金を背負った両親が唐突に登場するのも違和感がありました。
ヒロインは〝お人好し〟というより〝考え無し〟といった感じで、死に戻る前の状況だけが行動の原動力で、
新たに何かを調べる訳でもないのは残念過ぎます。
2巻まで読みました。
単話の方では完結しているようですが・・・。
騎士さまと自分の気持ちが動いた場面の、ページ全部を使ったコマも、無駄に感じてしまいました。
ただ
王と王妃の体型の変化を時間軸で変えてあるのはすごく良かったです。