ネタバレ・感想あり夫に気を遣うの、やめてみます。【合本版】のレビュー

三乗あき夏井青小盛

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love7 さん

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溺愛注意報を早く鳴らせ！

ネタバレ

2025年5月11日

このレビューはネタバレを含みます▼ 合冊版を楽しみにしていました。
政略結婚して侯爵夫人（男だけど！）となったフィンは3年間もの間、夫・アルバートに放置されていた。愛の無い政略結婚だから仕方ないと思っていたが、言葉を交わす事も無いこの関係に疲れたフィンはタイトル通り
「夫に気を遣うの、やめてみます」を実行する。慌てた夫の縋り様。そう、初恋を拗らせてきたアルバートは、政略結婚自体に逆恨みしたものの、半年もしたらフィンに惚れていたのだったー。しかもフィン美しいし。ひたすらムッツリスケベーなこの男は、何とかフィンと打ち解けたいと願いながらも3年間なす術も無かったと言い訳する。とりあえず良かったねーと思いきや、フィンは学生時代の恋人（当て馬）と再会。気が気でないアルバートは、ムスッとし過ぎてフィンの心をまた傷付けてしまう。バカー！！てなわけで1巻は終わり。まぁめでたしなんだろうけども。1巻では濃厚めキスのみ。きちんとお話し出来ず口を塞ぐアルバートの無理矢理キスに感じてしまういたいけなフィン！なし崩しにヤレないアルバート！3年間の放置プレイで、フィンは自分に自信を失っている。自己肯定感最低まで落ちている。フィンの気持ちをアゲるのはアルバートしかいないよ！早く溺愛してあげて！