ネタバレ・感想あり人魚のムニエル 志波由紀作品集のレビュー

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面白い
2025年8月26日
上手く言えないがすごく面白かった。オムニバスで色々な人が出てくる。胸がすくものもあれば、重しのように乗っかられていつまでも苦しいままのような話まで色々。でもこの先生の作風がとても気に入った。それだけは確か。また拝読したい。
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シュールさと切なさ
ネタバレ
2025年8月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。表題は雑誌掲載時にwebで読んで面白いと思ってたお話。奇跡の再会。表題が一番好きかな。困ったなおじさんも綺麗なオチで面白かった。シュールな笑いとちょっと切ない気持ちになるお話が上手だ。ほのぼので可愛い宇宙漫画サークルも好き。電子書籍のエピソードに笑った。
めちゃくちゃいい
2025年8月16日
おもしろいです。人間の弱さと強さとままならなさ。救いがないものもあるものも両方楽しめます。買って損はない。おすすめ。
「悪魔二世」から飛んで来た!
ネタバレ
2025年8月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 荒削りな初期作品にこそ、作者の魂は宿ると思ってる。

【人魚のムニエル】
結局愛する人が苦しむより自分が苦しむ方がよっぽど楽。愛する人を作ることは、新たな苦しみを作ること。それでも人は人を愛さずにはいられない。憎めないお父さんが作品の肝です。

【ロボットのいる家】
純粋な人ほどロボットに傾倒してしまうのではないだろうか。ロボットが精巧過ぎると錯覚してしまう人間の脳の脆さ、危うさよ。

【ウワサ鳥】
人は予言を気にしすぎるきらいがある。なんなら予言に行動を寄せてしまうきらいもある。

【デリバリー地獄】
これが一番好きでした。ひょっとして人の良心を擬人化したものを「鬼」と呼ぶのかもしれない。

全8編の短編集。いずれも人間の深層心理を表に出しながらさらりと読ませます。でもさらりとしてるのに読後の重さは重量級。その落差にしばし呆然としてしまう。
短編集
2025年8月18日
人魚のムニエルは思ったほどじゃなかったかな。
一応ハートフル系になるのかな。
デリバリー地獄が好きだった。
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作家名: 志波由紀
ジャンル: 青年マンガ ホラー
出版社: KADOKAWA
雑誌: HARTA COMIX