ネタバレ・感想あり青春の病はのレビュー

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先が気になっているところからのショート
ネタバレ
2024年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 203P、表題作と他短編+収録2作品のリンクしたショートストーリー。表題作も他短編もどちらのストーリーも読了後の余韻と気になるその先〜。と思っていたら2作品がリンクしたショートストーリーがくる。なんともニクイ終わり方〜
はぁ〜〜〜
2024年3月20日
もー何ですかこの読後の脱力感…毎度毎度痺れる西田作品。よくこんな映画みたいなお話が描けますよね。凄過ぎる。
2話入ってますがどちらもラスト特にやられました。腑抜けました。
安っぽい言い方かもしれませんが、男同士と言える恋や激しいぶつかり合いが胸を打ちます。
いやーいつも通り読んで良かったです。
(総203ページ)
青春かぁ‥
ネタバレ
2023年5月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2作品入っていますが表題作のみレビュー。
学生時代にある瞬間だけ近付いた友を時々思い出してしまう事はよくあるけれど、今作は強烈な出来事と消し難い印象をお互い持ってしまったクラスメイトが社会人となって偶然再会するところからお話が始まります。
その強烈な出来事を笑って話し合える年齢となった時、その頃とは違った関係性を築けるかと思いきや燻った感情はもはや自分の手には負えないまでに膨れ上がってしまって。
この手に余る感情に葛藤する2人を見届けるお話でコメディ色薄め、シリアスでもあり切なさもあるお話でした。そして西田流のラストに思わずニンヤリ。さすがです!
この病ってお互いでしか処方できない厄介なものだけど、ようやく見つけた2人にどうか幸あれ!と願わずにはいられない。男の葛藤を描いたらやっぱり西田さんだなと思う作品。西田先生、ほんと好き。
大好きな西田ワールド。
2022年10月10日
西田先生の作品のおしゃべりな男たちの大ファンです。表題作ですが、この作品は 10年以上前に描かれたのだけれど、藤O風さんのよく似た題名を思い出して 歌詞が わりと この作品にも当てはまるな、と思ってしまいました。15年後、初恋を拗らせている主人公とその相手の再会、二人のおしゃべりと楽しんでいると どうにもならない怒りをぶつける暴力シーンがあって、ドキっとしました。(でも それが 西田ワールド。)2作目の作品は ちょっとだけ切ないです。銃をイチモツに向けられたシーンがあるのですが、それが やっぱり 西田ワールドだなぁ、と 思いました。
青春を遥かに過ぎても病は続くよどこまでも
ネタバレ
2021年12月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高校の同級生、湊と松本が仕事で思いがけずに再会します。15年前、松本が自◯行為をしているところに湊が偶然通りかかり、思わず持っていたインスタントカメラのシャッターを切ってしまいます。その場を逃げ出した松本は喘息の発作を起こし、湊は謝ってカメラを渡します。その後、陸上競技大会で湊は、喘息の松本を庇って1500mに出場し、走るのが得意でない湊と一緒に松本はトラックの外を走ってくれたのでした。大人になって、変わらない松本と再会した湊は、その思い出が自分の青春そのものであり、松本が自分の初恋相手だったのだと気付くのでした。青く眩しいひと時の影を追い続けてしまう大人の男のお話です。
『天国が見える』:『願い叶えたまえ』の工藤が日本を離れ、一人海外の船上にいるところからスタートします。成り行きで、船内で知り合ったチンピラ崩れのルークと行動する工藤ですが、工藤の友人がルークの亡くなった妻の仇であることがわかります。ガタイの良いインテリヤクザの工藤には切ない役回りが多く、胸が痛みます。描き下ろしは出張中の湊が工藤とすれ違う洒落た一コマでした。
表題作も良かったけれど
2021年9月25日
表題作、とても良かったです。
なんですけど、願い叶えたまえの工藤さんが出てきたことで、一気にそちらに意識が…。
読んでよかったー。
ありそでなさそで
2021年9月24日
BLに何を求めるか?で評価は変わると思います。
一般的に好まれるロマンチシズムあふれる作品とは言い難いですね。
好きだとか愛してるはないです。甘さ控えめ、苦味のある内容ですね。
西田東さんはかなり好みの分かれる作家さんだと思いますがハマるとヤバい。笑
工藤さんが気になったので「願い叶えたまえ」は追って読みます。
フィクションにリアリティを求める方にお勧めします。
青年期の描写!
2021年5月4日
青年期特有の心の揺れをさわやかに描かれてあって、とてもすてきな気持ちになる作品でした。
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「願い叶えたまえ」の工藤さんのその後
ネタバレ
2021年5月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「願い叶えたまえ」の工藤さんのその後が読めるということでこの作品を購入。工藤さん、ヤクザを辞めて海外に行ってたんですね。それでも想うのは深見さんのこと…。ホント無償の愛ですね。あ~、なんか切ない。深見さんから人工呼吸してもらったことは微かに認識していたのか!?人の幸せを願うような工藤さんにこそ幸せになって欲しいと思ってしまいます。表題作の二人は、なんだかんだと楽しくやっていきそうですね。松本さんは努めてノンケであろうとした人だから、今後どうなるかいろいろ妄想してしまいます(笑)。西田作品をいくつか読んできましたが、どれも普通っぽいけど胸にグッとくるものがあって、私には噛めば噛むほど味が出るスルメ的な感じがします。また他の作品を読んでみたいです。
リーマンの青春+工藤さんのその後
2021年4月24日
「願い叶いたまえ」の工藤さんのその後が読みたくて購入したのですが、表題作もとても良いです。タイトルの背景を知ると、なんて秀逸なと思います。スーツを着て、仕事をこなして、「ただの人生」を送ろうとする男たちの切羽詰まり感に、胸が詰まります。こんな漫画みたいなことないでしょって思えないところが、西田先生の面白さの一つのようにも思います。そして、工藤さん…。またしても辛い。いや、「願い叶えたまえ」はきっと辛くはなかったはず。深見さんは生きているもの。はぁ、辛い。工藤さんを思うと私が辛い…と思っていましたが、本編後の湊(表題作)と工藤さんの絡みで(こういうのほんと嬉しい)、毒づく工藤さんを見て、同情は不要だった…と思えました。ただ、幸せを願います。
再会モノ+スピン(工藤)良い◎
2020年12月26日
スピンの工藤さん狙いだったのに、表題作の面白さにハマりました!!

高校時代元同級生再会モノ。
会社員同士、松本と湊の話。
高校の時ゲイ自覚のきっかけとなった松本と15年ぶりに仕事で再会し、ガリ勉でパッとしない高校生活を送った湊の青春を引きずる想いがとてもいいです◎ノンケの松本の湊や彼女との距離感が自然でリアルで、駆け引きがとても好き。

・同録は『願い叶えたまえ』のスピンで工藤さん編。
日本を離れても想う人はやはりあの人で、とても切ない話で工藤さんには幸せになって欲しいと思ってしまう。

・ラストの湊さんと工藤さんのコラボ良かった。こういうのもっとみたい!!
良い
2020年3月8日
あーおもしろかった~。男同士の恋愛を読みたい時は西田先生でしょう。たっぷり堪能させてもらいました。
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最高!!!
2019年8月5日
最高です。どの作品も素晴らしくてハズレ無いですが 特に好みです。なんでこんなレビュー数なのか不思議。絵ですかねぇ。絵も良いですが。まだ作品全部は読んで無いですが全作読むつもりです。どの作品も正に男で キャラにはBLファンタジー要素が皆無。なのにふたりはどんどんとそちらに傾いて、あり得ないのに凄いリアルさで。そこはかとなく可愛く切ない!内容は表題作と「願い叶えたまえ」(最高!)スピンオフ。表題作のストーリーは「こう来たか…」という感じ。スピンオフは泣いてしまいます。とにかくストーリーが良いので最後の最後まで読ませます。年数が経っている作品も内容の素晴らしさでグイグイ引き込んできます。絵で食べず嫌いな方は是非。
中毒
2018年9月21日
先日の花音のセールではじめて西田東先生の作品を見て、大ファンになりました。いや、中毒と言ってもいいほどハマってしまいました。絵もストーリーも大好きです。そして、こちらの作品で「願い叶えたまえ」の工藤さんを見ることが出来て嬉しいです。ただ、内容は、かなり切ないものでしたが。(2008年1月発行 203ページ)
凄いです
2015年8月21日
絵はあれですが西田先生の作品はストーリーが凄い!キャラが現実的というかリアルで引き込まれます。最後の方の話しは切ない…びっくりというか。
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その通り(笑)
2014年1月24日
たまきま様のレビューを拝読して、うんうん頷きました(笑)

期限切れちゃうので
読み直して
(私の場合、そう思う作品自体が少ないです)

やっぱいいわー工藤❗❗

名作「願い叶えたまえ」から
流れて来たので😁

表題作も勿論
大人のしがらみゲイの道を
青春に絡めて描かれて
いいんですけど、

個人的には「願い」の印象が
強過ぎたのか
ちょっと薄いかな…

↑私個人は、ですよ。


でも☀5です😃

そういう再会って
使い古されたネタながら
リアルですもんね✋

すれ違いの先は、、、
2020年10月20日
凄く良かったです。すれ違いLOVEリーマン萌え!願い叶たまえのスピンオフも収録されていて、お得感満載です。
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渋い
2020年3月14日
BLファンタジーはないです。私には萌えもなかったです。リアルオジさんです。でも面白い。そして『願い叶えたまえ』の工藤さんのお話も読めて満足です。この甘くない淡々とした中に希望も感じさせてくれる作風が好き。
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😊
2019年9月16日
表題作は良かったけどもう1つのお話は好みじゃなかったです。
どちらの話も甘さはなく本番はなかったです。
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作者買い
2018年9月30日
西田作品のキャラ、もはやどれがどれだか分からなくなりつつあるくらいリーマン多いですねw可愛くていじらしい愛すべきオッサンが展開する純愛ドラマにいつも引き込まれます。
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途中泣いた。
ネタバレ
2018年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の、気持ちをひきづりながらも、欲しくても手に入らないものがあると分かって、諦めようとするところは切なすぎて泣きました。西田先生のサラリーマンモノはリアルっぽくて好きです。
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リアルです
2018年1月13日
はじめは青春とはかけ離れた表紙だと思ったけど…好きです。目を反らすこともできずにじたばたしながら向き合っていくキャラたち、応援したくなりました。もう1作品はなんていうか…終わり方は美しいけど、切なくなりました。なんか哀しい。でも作者さんらしいです。
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等身大🙂
2016年11月5日
西田作品は本当にファンタジー感が少ない💦
ガチっぽくて、でも女性向けで…
登場人物の思考が本当に等身大で、リアルっぽいんですよね👁

表題作は高校の🏫同級生が、15年後大人になって再開。
湊は松本の自●行為を目撃して意識し始める。
その時に松本が喘息の発作を起こすのですが、
当時も現在もそれが物語に色んな♻効果を出してきます。
そういう小技がすごいなーと。
それから、悔恨も主人公の魅力を引き出す✏小道具になるとか
色々凄い。

もう1つの短編は願い叶いたまえのスピンオフで、こちらは若干重いネタ。
男2人、一方は大事な人間は何処か他所で幸せに暮らし、
もう一方は死別。その事が物語を動かします。

どちらもネタとしては重いし、読むのに疲れます。
爽やかな❤ラブストーリーがお好きな方には向かない作品ですが、
大人の男臭さを感じたい人には向いてるかな。
エロはあまりないです🌱あってもエロくない。
過去と今に対面する大人たち
ネタバレ
2014年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●「青春の病は」…苦いくて熱い恋の病。想いが相手に通じない辛さ、気遣う優しさ、ぎりぎりのラストに悶えました。一生懸命なところが良いです。
●「天国が見える」…「願い叶えたまえ」を先に読んでいないと、少し分かりにくい部分があると思います。マフィア絡みで、心の救いを求める切ない話。
●「GOOD NIGHT」…「青春の病は」と「天国が見える」のキャラ混合後日談。湊の電話の先で松本が何と言ったのか凄く気になります。ラブラブ(?)な続きがもっと見たかったです!
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作者買い 星3.5
2015年8月28日
表題作、再会ラブ。高校時代、同級生のオナ○ーを見て以来、ゲイの道を歩むことになった湊。仕事で再会することになり…きっかけといい、戸惑いといいリアルでした!2話目は、”願い叶えたまえ”の深見の部下、工藤の話。ちょっと切ない。
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彼らの
2023年11月3日
「青春の病は」ずっと続いているのですね。でもこれって治療済みでも続きそうです。そして別の症状なんかも出てきそうな厄介な病気です。原因と治療が同じっていうケースで。再会ものでリーマンBL、微糖の甘さですが、甘酢っさは十分。恋は人をいつでも青くするようです。もう1つのお話しは何だか分かり難かったです。最後のSSにて両方のお話しの登場人物達がちらっと絡むの良かったです。
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作家名: 西田東
ジャンル: BLマンガ 学生(BL)
出版社: 芳文社