タイトル 「ねぇ、先生?」 穂群からの先生への呼びかけで、心の声もいれると、10回以上もでてきます。穂群くん、自分は先生よりも10も年下で・・先生を守ってあげたいのに・・自分は子供で・・とぐるぐる自分の中で苦悩している様が可愛らしかった。イケメンくんなので、真っ当?にいけばこの先も女の子にモテモテでいくんだろうな~ なのに先生を追って早く大人になりたくて、そんな気もちを抱えながら生きていく・・ うん。いいオトコに成長しそう~!なんて先のことも考えてしまうほど、主人公のキャラが好きになれました。先生も大人なのに重いところも可愛く思えるように描かれています。作者さまの絵も大好き。表題作と短編で一冊です。短編は少し前の作品、キャラがはっきりしていて楽しめました。
2007年4月10日 第1刷発行/全189頁(act1~4+短編32頁折れない骨+7頁描き下ろし+1頁あとがき絵有)