ネタバレ・感想あり楽園にとらわれてのレビュー

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それぞれの
2024年9月4日
この主人公二人の、またその弟妹のトラウマとなっているのは、両親たち。特にヒロインの親達ときたら、家事と育児を姉娘(7歳の!)に任せっきりで。二人がそのすきまを埋めるようにしてきた仕事もそのかたちを変えてゆくことでしょう
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読み放題
2020年11月4日
素敵なお話。
母親への失望から女性に対する見方が偏りプレイボーイになったヒーローが又両親の不仲によって恋する事を拒んできたヒロインと出会いお互いに愛し合うお話。
おすすめの一冊です。
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ヒーローの思い込み
ネタバレ
2020年11月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ ヒーローの女性に対する思い込みをことごとく覆すヒロイン。それにショックを受けるヒーローがその度に傲慢さを剥いでいく感じが良かったです。地味な姿から華麗な変貌を遂げたのも素敵でした。
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君の言う「過ち」は、生きることそのものだ
2019年2月11日
立場などどこかに置いて二人は本当の意味で裸になって過ごした(始めからではない)。

タイトルは壁を築き上げているままの時の彼の言葉だが、このストーリーの核心は早くも一旦そこで突けている。

大人の男女だが、本当に人を愛するということがやっとわかるというストーリー。

岸本先生も女性のドレスアップがサマになる、子どもっぽくない絵柄が、読んでいてHQ気分に浸らせてくれる、腕利きの漫画家。
男性はマッチョではなく、逆にどこか線病質な位なのに、そこに隠されたナイーブな心が隠され、日々何かを闘って精一杯虚勢を張る姿に、痛々しくも男性の雄々しさを感じさせる絵が、見ていて、はまるキャラにはドはまりしていて良い。

口の達者な二人が相手に負けずやり返し合うやり取りに、互いの魅力が引き寄せ合ってしまう。駆け引きをしようとして、相手の深いところに入り込んでしまうほど親しくなってしまう。

理屈ではない、理性ではない、感情は肉体の別システムであって、相性というものは生きている以上、生身の存在にあると。二人は目の前の相手の魅力によって、日頃の信条を言葉でなく接触の深まりで体得した。二人で過ごした後、両極に立っていた二人が、反対の視点を無意識に我が物として取り込んでそれを受け入れている。

ただ、このヒロインとその姉妹、その親を、それも愛と、受け入れていいものか?
夫婦愛と、子どもへの愛情や責任は全く別種。夫婦がうまく行っても、ヒロインはそれはそれとして、親としてどうか、というところは許さないでいい、と私は思ったが?
親を許す流れは何の弁護でもない、と感じた。

考えようによってはエピキュリアン賛歌、罪悪視しても幸せには結び付かないこともあると、そこに身を投じることが果たして悪いことなのだろうか、という、「過ち」観に対する反語的解釈も出来るし、ロマンス王道のプレイボーイ陥落ストーリーでもある。手玉に取ろうとして踏み入れてしまった、冒頭ヒロインの、「世の女性達が我こそは彼を改心させるとの幻想を抱いて」あえなく失敗しているのだとの台詞、ヒロインは成功者という訳だ。
二人のボンボン交わす勢いのある台詞が小気味いい。特に、互いに譲らない主張を繰り広げる14-15頁が好きだ。
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繊細な心理描写
2016年12月27日
ヒロインとヒーローの繊細な心理描写と男女の駆け引きが絡み合っていて読み応えがあります。どんな女性でも思いのままのはずなのに、着飾ったヒロインに見とれる男性に嫉妬するヒーローかわいい。
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愛の力は偉大!
2013年1月30日
女性不信とも言えるヒーローを愛の力で改心させるのはスゴい!

絵は最初、くどいかなって思うかもしれませんが、読み進めて行くとセクシーに見えてきます。

ハマりました(≧▽≦)
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有り得ない感じがいい
2011年7月4日
人物の設定がかなり無謀にも感じますが、それにあったテンポで話しがすすんでいくのでスムーズに読めました。この作者さんの絵もいつも安定してるので見やすいから好きです。
射止めたのは
2020年11月28日
愛を信じられないヒーローのハートを射止めたのは真に気持ちを理解できるヒロインだけということですね
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素敵
2020年11月9日
かなりぐっときたお話でした!愛に臆病な2人はなかなか素直になれず…でも気持ちを伝えたら素直になれて言葉は大切だな~と思いました。
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(*´ω`*)
2015年8月8日
お互いにトラウマを持っているのにそれを乗り越えて様は読んでいて良かったです。出来れば最後はウェディングシーンを見たかった。
何だろう…
2013年8月19日
きれいにまとまってるけど何かもの足りない。

過去から来るヒロインと妹の関係性は深いなぁと思ったけど他は特に引きこまれるほど印象的な展開もなかった。

お堅いヒロインと冷酷なヒーローがお互い惹かれ合って変わっていく様は嫌いじゃないんだけどなぁ。特に『泣くよなぁ。女って絶対…』みたいな感じでヒロインが泣きつくものと覚悟したヒーローの予想を裏切った辺りなんかは好きでした。

もっとこの作品ならではの個性があったら面白さが増したかな。
どうも
2014年8月14日
欲望に溺れないヒロインと、愛を信じないヒーロー。どちらも問題のある家庭環境で育った。
そういった過去を簡単に受け入れ消化さられるだろうか?
過去の過ぎ去った時間はどうしょうもないし、人間は同じ失敗を繰り返すので、
最後が上手く行き過ぎ感があり、こういうお話は自分はあまり信用出来ないです。
ヒロインの妹の内容も出てきて、単なる妹が自己中な子で終わらなかったところは良かった。
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