BL歴は浅いものの、かなりの冊数を読んでます。読み過ぎると感動が薄くなるという弊害もあるのだけど、こちらの作品、ガツン!!!!!!!ときました。参りました!!
表題作のみでの一冊かと思いきや違ったのですが、他の作品も大変良いです。でもやはり表題作の「こめかみひょうひょう」がずば抜けて好きです。一文字も読み逃したくなくて、かなり集中して読みました。橘高、芳野、2人とも愛おしくてたまらない。橘高と芳野、家族、世界観、画風、ストーリー展開、作者様が伝えたいであろうこと、全てが最高でした。ハートを鷲掴みにされました。
2010年出版の作品なので「ほぅ、スマホじゃなくてガラケーだ。MD!!ふふっ」っと感じたくらいでキャラデザ、会話の中に古さを感じることもなく、お話に集中して読むことができました。
【収録作品】
①「こめかみひょうひょう」3話
(コミック半分くらいが表題作です)
②「光る男」
③「見えてるのかな」
④「カドをとられた方が負け」2話
⑤「めあたらしい日々」
⑥「VS幼馴じみ」
⑦「スローライフスローブギー」
⑧「本日は御疲れの御様子」2話
⑨「POSTSCRIPT」