見た目は普通の中年男性に見える。
手塚治虫作品の凄いのは今読んでも全く古くないこと。似た様な作品を描こうと思っても描けないこと。思い付かないこと。作品量が多いこと。
…今生きてたら何を描いてたんだろう。
AIと人間?遺伝子操作?Vtuber?ネット人格?不老不死?仮想現実?…既に描いてるか。しかも単なるSFじゃなくて人間とは何かとかに戻って来そう。
この作品を読んで手塚治虫はただの天才ではなく、努力家、好奇心旺盛、限界に挑戦する人、どん底を知ってる人、みたいな人物像になった。
今まで手塚治虫の作品はいくつも読んだし、アイデアもセンスも完成度も「神!」って印象で。この人を超える人は何百年先も出ないんだろうなって思ってた。
でもこの漫画を読むと「神」という言葉では足りなくなる。化け物だ。人間の限界を超えた人。編集者も化け物。全員ちょっと化け物。
その体力はどうやって作ったのか知りたい。筋トレとかしてたのかな。自分は毎週パーソナル行くけど体力ないよ?
漫画だけでなくアニメ制作や経営など様々な事に挑戦していたことも知った。実績もあり、仕事の鬼。それにも関わらず礼儀正しく、約束を守る姿もあった。
この人と比べると自分は何もしてない。頑張ってない。漫画読んでレビュー書いてる場合じゃない。
定期的に読み返して自分を戒める作品にしたいです。オススメです。