衝撃的過ぎですよね~。作者の岩明均は歴史モノのマンガをきっかけに知ったのですが、過去の作品を読み漁るうちに、結構昔に書かれたこの作品にたどり着きました。寄生生物が右手に宿ることを境に主人公の生活は一変します。それとともに、彼自身の体質や人格にも徐々に変化が生じてきます。その過程で様々な事件が起こり、それらに対し、悩み、そして苦闘していきます。読んでいると、非常に考えさせられることが多いマンガてすが、作品としては、圧倒的なエンターテイメント!この設定を他のマンガ家が書いても、なかなかこの様なクオリティーにはならないと思います。約20年前に書かれた作者の出世作、稀有な才能を堪能してください。