学園ものの恋愛少女漫画は、話の流れに無理があったり、人物の性格の描き方が浅く内容が軽すぎて途中で読む気が失せる作品が多いのだけれど、本作は、1人1人の人物描写がとても丁寧で、話の展開もまとまっており最後まで楽しく読むことができた。
主人公 仁菜子ちゃんの一途でひたむきな姿を筆頭に、蓮くん、安堂くんなど登場人物それぞれのキャラクターの真摯な想いが交錯するストーリーに「次はどうなるの?」と若干の予想は尽きつつも、ページを次々とめくってしまった。
絵も個人的に好みで可愛くて
読後のさわやかさピカイチのお気に入りの作品です。