ネタバレ・感想あり野狐禅のレビュー

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恋をするということ
2024年10月22日
楽しい事ばっかじゃないよね〜わかるぅ、、泣 愛し愛される関係が幸せなんてのは机上の空論である。出来るもんならそうなりたい。でも私が好きなのは私の事を大切にしてくれないクズなんだよなぁああ泣 自分をもっと大切にしたら、そんな自分を見てくれて愛してくれる人が見つかるのかもしれませんね。と前向きに思わせてくれる表題作はもちろん良かったけど、もう1つ入ってる短編もとってもキュンでした。
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隠れた名作
2024年1月18日
大好きな人とつき合っていたけれど、ずっと自分の片思いだった。
何度体を重ねても愛されている実感はなく、ただ不安だけが募っていく……。

そんな一方通行の恋の寂しさと苦しさが、ものすごくリアルに描かれています。
無駄な台詞やコマが一切ない。容赦なく心に突き刺さる。

不毛な恋の果てに残った、最後の想い――よくある話だけど、この胸の痛みと救済は、蛇龍どくろ先生でしか描けない世界だと思いました。
読後感はすごくいいです。苦く甘い余韻がいつまでも胸に残る。

表題作のほかに、もう1編収録されています。
「致死量分の愛を込めて。」こちらもとてもよかった。

初出は2011年。すっきりした美しい作画、普遍的なストーリー… 読み終わってかなり月日が経っているのに、忘れられない作品。
隠れた名作だと思います。

でもこの作品、読み手によってはその痛みのリアルさがきつすぎるかも…。私はその痛みがたまらなく好きなのですが、読み手を選ぶ、多分刺さる人には刺さりまくる作品…気になった方は是非
恋の終わりとはじまり
2023年3月3日
不毛な恋やつらい片想いしたことある人にはめちゃめちゃ刺さると思います。主人公の気持ちが分かりすぎて胸が痛くなりました。恋の終わりと、そして新しくはじまる恋。読後は前向きになれるステキなお話でした。
作者さまの心情表現や言葉選びなどすごくお上手です、表紙も好き。
よかった
2022年11月6日
エンドレスワールドで衝撃を受けての作者さん買い。
こちらも良かった。すごくすごーく良かった。
今後も迷わず作者さん買いする一択です。
いい出会い
2019年12月17日
したなと思えた作品。けっこう前のものなんですね、絵柄もお話もすっっごい良かった。くずなのになんであんなかっこいいんだ、人を描くのがうまい作家さんだな~
エロくて切ない
2019年8月6日
エロくて切なくてでも最後はハッピーエンドでとてもよかったです。
特別な事件などは特に起こらない平凡な日常の話ですが、余計リアリティがあってよかったです。
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青春
2012年8月1日
ありがちな設定、ストーリーの核心をグサグサ突き刺す漫画家さんですよね。言葉の紡ぎかたがとても上手でいつの間にか同調していました。

パック買いしてよかった。何度も読み返したくなるお話です。
ギュッと
ネタバレ
2012年7月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ 胸が締め付けられるような想いがしました。
忘れかけてた感覚っていうんでしょうか…。

1~7話と8~9話は別話です。
1~7話は表題作。
表紙の背の低い方が主人公のモンジ、高い方は作品紹介に出てくるチバではなく、彼らの大学での元所属サークルの仲間、オハギことハギワラです。

以下少々ネタバレあり。


モンジはチバがずっと好きで、でもチバはセフレ感覚で自分の都合でモンジを振り回している。
モンジは、やはり報われない恋をして悩み続けている幼なじみのチエ(♀)を励ましつつ、自分の姿をそこに見てやはり悩む。この、相手が自分のことを好きでも何でもなく、肌を合わせても孤独しかなく、でもやっぱり好きで手を離せないという辛さがすごく伝わってきました。
オハギはそんなモンジを隣でずっと見てきた、本当にいい男です。
チエも可愛い。チバはチバでまた色々自分の悩みがあったようですが、モンジを始め、皆それぞれ気持ちに決着をつける様が清々しかった。
後味が非常にいい作品でした。

8~9話は、高校生。
“好き”という感情がわからない内田は、告られたから付き合って、好きじゃないからいつもダメになり、でも好きなんて面倒だからそれでいいと思っていた。
それがある日ふと隣の席の高橋が、真面目そうなのにブレスレットをしているのが気になり、それが自分がしているのをマネしたんだと聞き、どうせ元カノに貰ったヤツだから、とあげたことから、なんだか“好き”を知らない内田の感情が変化を始めます。
Hなことも全くない作品だけど、なんかいいです好きだなぁ。
この続編が見たいです。

2作品とも非常に好きでした。
表題作に多少のHはありますが、あくまでさらっと。
絵が独特なので立ち読みして大丈夫だったら買いして損ないと思います。
短編も良かったです
ネタバレ
2021年7月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 自分を本当に想ってくれている人にはなかなか気づかない、というお話でした。
チエちゃん共々、良かったです。
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好きだ
2020年4月29日
痛くて切なくて最後に救いがあるから、すっきりした読後感。ほっこりした書き下ろしもあるから更にほっとした。よかった…短いから読みごたえからいって星3.5ってとこかな。
難しいのか単純なのか
2016年12月13日
最初表紙見た時
…戦時中??ってなったの私だけでしょうか。
色合いとか服装全般がそう見えます。
中身は普通の現代大学生達の話。
作者様、多分何か伝えたいメッセージがあるんです、難しいタイトルとかもそうですし。
残念ながら私には内容以上の意味を
読み取る事は出来ませんでした。
もんじくんが最低男ちばくんに弄ばれ、
別れ、いつも見守ってくれてる男と付き合う
までの話。
正直もんじくんが女の子でも全くセリフを
変えなくてもいいくらい男同士である
意味を感じられませんでした。

あとちばくんが自ら"進んで悪い方に行ってる"と言う程腐ってる状態なのに、いやにあっさり目が醒めるのも違和感…。

おはぎだけは好きになれましたf^_^;

もう一つの話。
こちらの方が楽しい展開だった、、、
のに最後消化不良で終わってしまった。

蛇龍さん「シュガーミルク」で
好きになって購入しましたが、
何だかここまでモヤっとするの珍しいです。
重めシリアス
2015年6月3日
ダメンズに引っかかりやすい人が読んだら共感しそう…と思いました。
BLの萌よりもそっちの方が気になって私の好みではなかったのですが、ハマる人にはスコーンとハマりそうです。
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作家名: 蛇龍どくろ
ジャンル: BLマンガ 学生(BL)
出版社: コアマガジン
雑誌: drap