主人公の真昼が拾った黒猫が吸血鬼だった…というところから始まるお話。
過去に悔やんで今に悩む登場人物たちが自分自身と向き合い自問自答を繰り返す姿に、私自身も深く考えさせられます。人生とはなにか、人と関わる中で大切なことは、どうしてあの時、これからどうすれば…。
テンポもよく、適度にギャグも盛り込まれていて、普通に読んでいて面白いですが、そういう深い見方も自然とできる漫画ってそんなにないんじゃないでしょうか?
ただつらつらと台詞が書かれているのではなく、漫画ならではの台詞の書き方、描写がありそういった面でも読んでいて飽きません。
読んでよかった、と思えます。