戦争のその後、「戦災」という後遺症に立ち向かう部隊の活躍を描いたストーリーだが、体一つで戦車を倒すという常人離れした戦闘力を持つ大男が加わり、戦争とは、正義とは、愛とは、人の格差とは・・・などなど、考えさせられるテーマの話が展開される。
その男のかつての所属部隊には秘密があり、それも物語の軸となっている。
一度連載が中断していたが、この度めでたく再開(4年ぶり)。現在、文字が大変多く、「難しい漫画」になっている印象が否めないが、正義とは・・・理想の世界とは・・・十分我々の現実に必要な思考であると思われるし、相当作りこまれている作品として価値が高いと感じる。
アリスがかっけえ伍長がかわいいという見方でも楽しめるので色んな人が読めばいいと思います。