ネタバレ・感想あり珈琲時間のレビュー

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人生の本棚に入れておきたい1冊
2024年9月25日
姉から借りて読んだのが何年前だったか。
ふと読み返したくなり購入しました。
慌ただしい生活の中で、コーヒータイムのごとくちょっと一息つくのにピッタリな、とても好きな短編集です。
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不親切さも面白い17編のショートショート
ネタバレ
2022年9月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最終話が一応の「解」になっていますが、説明らしい表現は無く主要?キャラの映画監督(作者の自己投影?)の珈琲讃歌で閉幕。そして読者は読み直し、登場人物の相関図を考えながら、不条理なモノも含めて、このオムニバス物語の世界観に、古いイタリア映画(ニューシネマ○ラダイス等)の様な、一人の男の頭の中を覗きみる様な不思議な感覚に浸れるのです。珈琲を飲んだ後の様な読後感、絵が上手く雰囲気もある完成度の高い一冊、しかし読み手を選ぶ作品なのかも知れません。

寡作の作家、全作品の電書化を!
良い短編集でした
2018年12月2日
ひとつひとつの話が少し捻りが効いています。そして無性に珈琲が飲みたくなります。
珈琲にまつわる短編集
2025年5月16日
検索で偶然お目にかかった作品なのですが、試し読みですぐ心を掴まれてしまった。こういうのすごく好き!
珈琲にまつわる短編集で、どのお話も長ったらしくなく簡潔にサクッと読めます。の割に台詞は結構量がありますが、流れるようにスイスイ入ってくる。絵柄も味があって良い。
隙間時間にちょこっと読むのにもオススメな、肩肘張らなくていい日常系のお話17編。ぜひ珈琲と一緒に☕
珈琲を飲む短編集…少し残念でした。
2022年5月3日
珈琲と様々な人間模様。珈琲がテーマの短編集です。
何故イタリア人はミルクや砂糖を入れて珈琲を飲むのか?日本人はストレート珈琲が何故多いのかは勉強になりました。良い短編もありますが、何故か感情移入出来ません。
胡散臭いイタリア人も荒唐無稽なキャラクターですね。もっと現実的な物語だったら良いのに。テーマは良いので残念でした。
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作家名: 豊田徹也
出版社: 講談社
雑誌: アフタヌーン