人によって捉え方の変わる作品です。
全体的にバカなのですが、ちょっとエロもあるのですが、割とそれは表層的に過ぎず、テーマは重ための「人との距離感」の話です。
私には刺さったのですが、作者が迷いながら描いたのかな?と伺わせるような、話の展開のブレが少し目立ちます。
迷いながら、というか、各方面に言い訳しながら、メタ的に我に返っちゃう(自作が恥ずかしくなっちゃう?)時がある感じで、読んでる側も水をかけられちゃう気がしてしまう点は、ちょっと残念。
それでも、この繊細かつ微妙な「人を求めながらも、人に求められない苦しみ」のようなテーマを、時にお馬鹿に、時に哲学的に掘り下げ、書き切ったのは凄いと思います。