少し前にフォローしてる方のレビューで完全版がある事を知りました。大好きな作者様で、リアルタイムではありませんが私も中学生の頃にドはまりしてましたよー!レビューを見た時テンション上がったんですが、片手間には書けない!と遅くなりました。久しぶりに読み返しましたがやっぱりすごくいい!フォローしてる方が書かれてましたが「これでよければー」のシーン。ここの為にこの本を読んできたんだって当時中学生の自分が思ったのをすごく覚えています。フィリシアごめん・・。2,3巻に収録されているメロディ掲載の番外編は未読でしたが、4巻のお話は「OZ MANUAL」に収録されていました。この「OZ MANYUAL」で作者様が、通常ネーム作りは1、2日と決めているがこの「OZ」だけは3日は必要と書かれています。SFはお約束事を守らなければ書けなくて、たとえば今の科学はこうだから将来はこうなるはず、この理論の主流は現在はこうだから将来はこう発展するはず。などを考慮して書かないと本当にウソの世界になって説得力がなくなってしまうからと書かれてました。当時ここの部分を読んですごく感動したのを覚えています。フォローしてる方が今連載されていても全くおかしくないと仰ってますが私も同感で、作品の完成度も勿論ですが、見えない所で裏付けされた作り手側の努力の賜物かなとも思います。