ネタバレ・感想あり死生獄門のレビュー

(4.3) 15件
(5)
7件
(4)
5件
(3)
3件
(2)
0件
(1)
0件
タイプの違う4つの短編集
ネタバレ
2024年8月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 冥府の門の表裏を守る牛頭と馬頭のお話。表を守る真っ白な馬頭と、裏を守り日に日に黒く染まってゆく牛頭は、1日に一度だけ死者の魂を送り届けた時に顔を合わせます。元が一対の二人が互いを求めるのは自明の理なのですが、ある時牛頭が期せずして触れた馬頭の指先が黒く染まってしまいます。お互いに触れてはならないという禁忌がますます二人の想いを掻き立てるのでした。永遠の世界での刹那を描く和風ファンタジーです。『ウィズ•プリンス』こちらはガラリと変わって中世ヨーロッパ的世界観でのカッコいい騎士さまと、その騎士さまに憧れる若き王子のお話です。騎士の妄想と、攻める気満々の王子の世間知らずさが可愛いのでした。『フェーン』日本を縦断する山脈×大陸風。その愛の結果がフェーン現象となり我々があてられてしまうというなんともスケールの大きなお話です。全ての存在を「攻め×受け」に変換してゆくパワーが素晴らしいです。『夜の星の恩返し』No. 1ホストの綾部実が仕事終わりの早朝に潰れてしまっているところを、通りがかった職人風の男が親切に声をかけてくれます。男前な庭師•蔵小路さんの大人な色気とピュアな内面とのギャップが素敵でした。
いいね
0件
熱帯夜の原因は、ソレ~!?
2024年6月22日
表題作のほか、3作品入ってます。4作品とも琥狗先生らしい設定。そして、まさか、そんなのを「擬人化」するとは!これから熱帯夜の過ごし方がかわりますね。
余韻を楽しめる短編集◎
ネタバレ
2023年11月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 琥狗さん買いの十年前作品。スケール↑↑世界観からcuteなおじさま迄、琥狗さんらしさを味わえるホットな短編集◎

〈表題作〉最高◎
死者の魂を迎える'死生獄門'を護る表と裏に居る番人。
開門僅かな時間限られた逢瀬の 黒の午頭×白の馬頭の話。
二人でひとつのまさに表裏一体をエロチックでパンチのあるドラマで!!

◇若王子と教育係騎士は、おっさん騎士の残念ぷり◎

◇山と風のアノ現象の擬人化が楽しい〜11月なのに27℃のまさに今日!!ジャバル〜リーフ〜程々にしてと言いたい笑

◇ホストと庭師おじさんの恩返し話もイイ。ホストを超える優しさとお色気を持つおじさんの可愛さといったら笑
短編集の表題作は
2023年3月31日
最初はなんて切ないストーリーと思ったのですが、最後はハッピーエンドで良かったです。クク先生の達者な筆致で紡がれた短編集…心打たれました。
相変わらず安定のストーリー
2022年12月27日
どの短話でも楽しいですよね。キュンってきちゃったり、焦ってる顔が面白くて、私にはツボです。見る方によってはつまんないって思われるかもしれないんですが、私にはヒットです。
短編集です
2022年7月15日
4編入った短編集。うちファンタジー2編は作家様らしさが出ていてとても好きでした。
「死生獄門」、死んだ魂をこの世からあの世へ送る門番2人の切ない想いに胸が締め付けられるお話です。ラストよりも、触れたいのに触れられない2人の心情がとても印象的な作品でした。
「フェーン」、山の神と風の神の逢瀬が作家様独特の表現で描かれています。日本の緑豊かな山の特徴を見事に捉えていてほっこり。フェーン現象は時に厄介ですが、見方を変えるとこんなお話ができてしまうのかと作家様の捉え方にクスッとしました。
他2編は王子と騎士長、ホストと庭師のお話。評価が低いので応援も込めて星5つで。
琥狗先生の
2019年8月11日
神話や和風ファンタジーがとても好きで牛と馬のお二方もそれはそれはとても良かった。
以外にサラリと読める
2019年4月15日
表題作はちょっと切ない感じですが、一応ハピエンで良かった!
イケオジ騎士と王子の話もギャグっぽくて面白かった。
私的には最後のホストのお話がエロ無しですが好きです。オジサンの色気大爆発で良かった!
いいね
0件
どの話もいいけど
ネタバレ
2018年11月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ せっかくなら、表題作に合わせた雰囲気で全話まとめてほしかったかなと思うので☆-1で。表題作は、結局二人立場が入れ替わって、このまままた交わったら元に戻るのかしら?繰り返すのかしら?当初はもっと切ない感じの展開を期待していたので、期待が大きかった分あれれ~な感じが否めませんでした。先生の独特な雰囲気は味わえますけども。一番好きだったのは山と風の話で、これは他の自然現象やらでも描いてほしいと思いました。
ファンタジック
2017年11月13日
創造力?作話力?がすごい。ファンタジーなんだけど奥が深いし、シリアスな話でも暗くなりすぎず救いのあるストーリーで、満足度の高い短編集でした。
お伽話しのようです
2015年8月6日
表題作を含めて4作品ありました。絵の好みはあると思いますが、とても雰囲気があって私は好きです。どのお話しもさらっと読めます。
まあまあ
2014年1月24日
そんなにエロくはなったかな
もっと続きが読みたいと思うようなお話でした(*''-''*)
作者買い
2023年1月21日
表題作を含む短編集。作者の醸し出す雰囲気が好きな人にはたまらないです(私もその一人ですが)表題作だけであれば星4つでした。男くさいおじさん顔の攻めと、男性なのに色気があり肉体美もあるけなげな受けで、中華風というかアジア風の雰囲気は、作者さんのお得意な設定です。他の短編はいずれもさらっと読めますが、物足りませんでした。
絵が綺麗です!
2017年12月3日
作者買いです!
やはり絵が綺麗ですね!
ストーリーとキャラクターがロマンチックでレディース向けかなと思います。
ちょっと消化不良…
2017年4月5日
作家買いです。馬頭牛頭に惹かれて購入。
キャラデザがめちゃくちゃ好みで、途中まで凄く良かったんですが、残念ながら短編で消化不良…
表題作で丸々1冊読みたかったです。
いいね
0件
レビューをシェアしよう!
作家名: 琥狗ハヤテ
ジャンル: BLマンガ
出版社: 海王社
雑誌: GUSH COMICS