小花美穂先生の初期作品。少女漫画だけど借金問題や家庭環境みたいな重いテーマも扱ってる。絵柄や時代背景に懐かしさはあるけど、好きな人を助けたいと思う恒(自分のスマホ、コウだと出てこないけどツネだと出てくる)の真っ直ぐさは今でも刺さるし、漫画が上手いから読めちゃう。小花先生の、キャラを通したツッコミが子供にも大人にも刺さるし、勢いとギャグも最高。重いテーマだけど全然どんよりしない。シリアスとギャグの切り替えは流石。
1話目の扉絵見て?「これは素敵な少女漫画です!」って空気全開。少女漫画家志望時代を経た若いお姉さんが描いたんだろうなって子供ながらに思ってた。夢のある『りぼん』では、ちょっと大人の漫画。「だけど面白い!」って、ここから作者買いにハマった。どれも大好きだけどこの作品がベストかも。
初期作品だから先生は「連載は嬉しいけど1話目と最終話で絵が変わってしまうのが恥ずかしい」と書いてたけど、ごめんなさい、読者には「それも楽しい」しかないです(笑)