ネタバレ・感想ありパピヨンのレビュー

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思っていたのとは
ネタバレ
2022年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ SF宇宙もの2作品と、日本の高校生が主人公の1作品がまとまった短編集です。
表題作「パピヨン」この作品があったからこそ『輝夜姫』ができたのだなと感じられるいい作品でした。
「MAGIC」終盤はどうなってしまうのかとドキドキしながら読んでいきました。ラストは胸をうたれるような、祈るような気持ちになりました。絵が印象的にキレイで、ラストまでのストーリーの持っていき方がうまいなあと思います。
「サイレント」最後まで読んでタイトルの意味を察すると、主人公の彼の気持ちがヒシヒシと伝わってくるようでした。
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面白いっ!
2022年8月10日
「パピヨン」、「MAGIC」、「サイレント」
3作品です。清水玲子先生のSFはハズレが
なく文句なく面白いです。
ずっと気になっていて半額で購入出来て良かった。
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買って損無し
2021年8月10日
作者さん買いでしたが期待通りでした。
何かの後書にこれらの短編が無かったら
秘密も輝夜姫も無かったって買いてあって
ますますこの短編集の大切さを感じました。
SFって映画も漫画もあまり興味ないのに
清水玲子先生の作品だけは好きです。
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お買い得です
2020年6月27日
MAGICがとてもよく伏線の張られた話だなぁと思いました。この作者の描くSFは、基本耽美系ですがゾクッとする展開が必ずあり、魅力的です。女キャラは内面も個性がありとても良い。男キャラが(作者の好みなのか)テンプレ可している気がするのがいつも残念。
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独特の世界観
2019年8月17日
宇宙物短編集です。それぞれの惑星の特徴や、人間関係がくっきりはっきりしているので魅力的なSF作品だと思います。個人的に表題作のその後がめちゃくちゃ読みたい〜〜!
星4,5。どれも素晴らしい!!!
2019年3月4日
文庫本416ページ、表題作(描き下ろし4コマ計5p)+MAGIC+サイレント、計3作品。

近未来的な、作者さんらしい作品集。
文庫本でお得なページ数ですが、元は単行本3冊分?とかでは。
どれも、すごく、良い作品でした。

特に表題作とMAGIC。
表題作はBLがなかった頃の、巨匠的古い作者さんにあるBLボーダー作品。
少女漫画カテゴリで許される範囲の(違和感ない)BL、とも言える。
樹なつみのOZを連想させるような、どこかやるせない寂しさを含む慕情がある。
2つ目の猿の惑星(ちがう?)の話もハピエンだか切ないのかわからない、でも心にすごく残るお話。

いずれにせよ、巨匠作品です。
もう、こんな素晴らしいお話を、お得に一冊で読んじゃっていいのか?
て言いたくなるくらい質の高い作品集です。
心に残るSF
2017年3月19日
短編集ですがどの話も内容が濃くて読み応えがすごいです。表題作のパピヨンとMagicが特にお気に入り。世界観にたっぷり浸れる作品ですね。
表題作も良いですが
2017年1月27日
「MAGIC」という話が読後切ない余韻に浸れました。SFで恋愛ものです。読者によって悲恋ともハピエンともとれます。清水先生の作品は長編がとても有名ですが、こういった短編も短い中に起承転結しっかりしていて、あっと驚く仕掛けがあって飽きさせません。老若男女楽しめると思います。
読み応えありです!
2016年9月11日
タイトルの作品をはじめ、みんな深いというか読み応えがすごいあっておもしろいです!恋愛は薄いですが、あまり気にならないかも。あととにかく絵がきれいです!
清水玲子先生らしい
2014年11月14日
SFファンタジーです。絵もとても綺麗です。昔単行本を持っていたのですが懐かしくてまた買ってしまいました。短編がいくつか入っているのですがどれも気に入っています。
発想が面白い
2024年1月23日
パピヨンはもう一度読み返さないと、特殊な人たちがどういう設定なのかわからなかったです。MAGICは歳の差恋愛は気にしないけど、あんまり離れてると年上は先に逝っちゃうから寂しくない?と、夢のないことを思ってしまいました。
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プラナリアって概念的に魅力的ですよね
2023年7月3日
約200、約150、約70ページの中篇3作品入り。
・『パピヨン』未来SF。国同士の争いの陰謀により追いやられ偶発的事件で宇宙刑務所に収容されることになった少年王子。所内でのあやしい研究、かつての侍従によく似た謎の男、狙われる命と脱出劇。プラナリア(実在のとは異なる)が気持ち悪〜い!活劇の裏で進行する、自分が居なくなっても代わりがいる、という切なさと、誰もがかけがえのない一人である、という希望との、心理的ストーリーが良い。星4つ。
・『MAGIC』未来SF。宇宙の果ての辺境惑星、「水の中の月」というモチーフを鍵に展開するラブストーリー。禁忌と純愛、寄せては返す波のように。SF設定の無理が勝ってしまって星マイナス。
・『サイレント』ポケベル時代の現代日本サスペンス。自転車の中学生少年が次々とヤクザを襲撃していくのがなんか良い。その少年の追っかけである先輩女子の追っかけ力がすごい。そして狂おしいほどの哀しみ。
〜〜〜〜〜
きれいな絵柄とメンタル掴んでくる激情の表現が好きな作者さん。理屈屋の私にとっては、設定がけっこうワイルドなので、そのワイルド設定をメンタルの抉りが上回るかどうかが作品評価の勝負どころ。
絵がきれい
2022年12月11日
かなり前の作品ですが今見ても絵がきれいで、魅力的。主人公のキャラクターにも惹き付けられて、一気に読みました。
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SF短編集
2020年10月4日
「パピヨン」→表題作。戦争と政治の駆け引きに利用され、トラブルの末に誤って人を殺めてしまう王子・ナザレ。その結果、刑務所に入れられて……。そこで命を狙われるナザレ。イオとサラートとプラナリアの謎。分断からの再生シーンが印象的。面白かったです。
「MAGIC」→トップモデルだったKANAの娘である花七を育てる遠留。撮影で行った危険な星。退化、食糧庫が荒らされ、物がなくなる。思い通りにいかない展開が作者らしく、残酷で面白い。
「サイレント」→現代もの。高校生の碧と彼に恋する葵。碧と狙撃と防虫剤。淡々とした中に哀しさがある話でしたが、他の2編よりキレがない感じでした。
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切ない
2018年1月1日
短編集ですが、その中の「MAGIC」という作品が一番好きです。思いあっているのにとても切ないです。またどの作品もそうなのですが、絵が綺麗で魅せられます。
短編集
2015年8月12日
SF短編集です。どれも長編に匹敵する内容の濃さで、世界観が深遠です。
ただ、女性はほぼ出てこない為恋愛色はありません。
ほんのすこし同性愛表現もあるかも。
牢獄宇宙船からの脱出劇
2014年5月20日
女性が一切でないSFアドベンチャー。絵が綺麗だし、この作者の作品ってまるで映画を観ているような感覚になる。話の構成がとても上手いです!
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どっち?
2023年9月2日
清水玲子先生のSFものは好物です。
でもこれはどっち?最後はハピエン?
なんか違うような感じもしてモヤモヤ。
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作家名: 清水玲子
ジャンル: 女性マンガ 恋愛 / SF
出版社: 白泉社
雑誌: LaLa