文庫版のため単行本数冊分でお徳!
428ページ、ジャック&エレナシリーズ3タイトル分(メタルと花嫁、ミルキーウェイ1&2)+短編3つ、計4つのお話が収録。
なつかしい!
清水さんといえば、今は輝夜姫、秘密が有名なようですが、当時は月の子が好きでした。
本作シリーズもちら読みした覚えがあります。
ジャックとエレナ、死なない男性形ロボット。
彼らの孤独が切なくていとおしいです。
今回はじめてちゃんとJ&Eシリーズ読みました。
かなり古いですけど、今の作品に通じるような独特の世界観があって奥が深いです。
これ1冊だと過去や出会いなのでまだ2人の話が浅いですが、シリーズ通して読んで面白そう!
昔の少女漫画には読み応えのある深い作品にBL系がけっこう多いですが、本作もですね。
作者さんの作品には性差のないお話が多い気がします。
少女漫画だから続編でもたぶん絡みはないでしょうが、ストーリー重視なアンドロイド系BLが好きな方にはオススメします!
短編は関係ないお話だけど、なぜかジャックが別人でどこかしらに登場(笑)
作者さんよっぽどジャックが好きだったんですね。
SFぽいお話が多いです。
<作品内容>
1作目(メタルと花嫁)たぶんシリーズ最初の作品でジャックの過去。
表題作(ミルキーウェイ)エレナ初登場。ワガママ困ったちゃんなエレナが可愛い。
3作目(ミルキーウェイ2)J&EのSFパロディなコメディ。エイリアンにサルの惑星(笑)。
<以下は短編>
4作目(ノアの宇宙船)宇宙船での事件。
5作目(お伽噺のユダ)見世物になった空飛ぶ人間。
6作目(チェンジ)刑事と犯人の中身の入れ替わり。
*J&Eシリーズ*
<ミルキーウェイ→竜の眠る星→天使たちの進化論→22XX>
以上はシーモアで電子化されてる作品の雑誌掲載で古い順。
文庫版なのでいくつかの短編が集約されてると思います。
元の単行本ではもっとたくさんタイトルがあるかと。