引き込まれる物語ではあります。
元々ヤクザ系の物語は好きではなくて、理由は簡単で人を傷つけるヤクザにいながら愛を求めるのは嫌いだから。
とはいえ、人は人の数だけ愛があって、色んな愛があるものだからヤクザ系を見ない、嫌いな理由なだけであって、読めないわけじゃない。
作者が好きで、手を出してみた感想としては、重い。
でも引き込まれて読んだ。この引き込まれる理由が自分では分からずずるずる読んでる。
何というか、2時間映画によくある、全体が暗く、ナレーションがひたすら流れたり、意味深なセリフを吐いたり暗転したりする、そんな印象。
深いんだろうけど、深すぎて考えることをやめたくなる。私には向いてないんだろう、そう思いながらも矢代が最後どうなるか気になってしまって最後まで見てしまう。
そんな感想。