"花のみぞ知る”のスピンオフとその後です。’花のみやこで’は、辻村教授の若かりしの切ない恋が描かれています。花のみやこ、とは、東京音頭の一節で、楽しい曲なんです。その曲と辻村教授の叶わなかった悲恋が コントラストになっていて、儚い雰囲気を醸し出す相乗効果になっていたと思います。相乗効果と言えば、東京音頭を踊っていた舞妓さんの叶わぬ恋と彼女の可憐さと東京音頭のコントラストも相乗効果をもたらしていたと思います。まぁ、でも、辻村教授の悲恋がなければ、晶の孫のショータは生まれていなかったし、洋一とも出会えなかったので、孫のために人肌脱いだ素敵なおじいちゃんですね、晶は。2作目は ショータと洋一のその後のお話。最後のほうで、花の奥がジーンとして、泣いちゃいました。