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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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  • 言ノ葉ノ世界

    砂原糖子/三池ろむこ

    声がつなぐ、壊れかけた心の物語
    ネタバレ
    2026年3月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ BLCDから来ました。
    何年経っても、一言一句思い出せる作品です。
    他人の本音が聞こえてしまう仮原の世界は、どこか息苦しくて、少しだけ怖い。人の裏側が容赦なく流れ込んでくる日常の中で、彼が身につけた皮肉や強がりは、生き延びるための鎧だったのだと思います。
    だからこそ、藤野の“怖くない本音”が胸に深く沁みる。飾らない言葉が、こんなにも救いになるのかと気づかされます。二人の関係は劇的ではないけれど、少しずつ、確実に心の距離を縮めていく。その過程がとても愛おしい。
    印象的だったのは、壊れた携帯電話の場面です。捨てたように見せかけて、実は懐にしまっていた仮原。その小さな嘘の中に、彼の不器用な優しさが詰まっている。そして「直せないかな」と差し出すあの瞬間は、言葉以上の信頼の証に感じました。
    ラストの「汚れるよ」「構いません」。
    このやり取りがすべてをさらっていく。シリーズを知っている人ほど胸が締めつけられる場面ですが、それでも嫌味にならないのは、そこにもまた真摯な想いがあるからだと思います。
    派手な展開があるわけではありません。けれど聴き終えたあと、心に静かな灯りが残る。これは物語でありながら、“声そのもの”が紡ぐ物語なのだと感じました。
    何度でも戻りたくなる、特別な一作です。
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  • 逆讐~かえりうち~【タテヨミ】

    KINGO/Dangmil

    捕まったら最後――逃げ場ゼロの心理戦BL
    2026年3月1日
    美人兄×ドS義弟の執着劇。
    屋敷内の逃走と甘美な緊張感が絡み合う長編。心理描写も濃厚で、読後の余韻がたまらない一作。
    美貌に似合わぬ浅慮さと虚勢が、どこか『魔道祖師』の温家の某人物を思わせて妙に愛おしい。
    #BL #心理戦 #ドS攻め #濃厚BL #長編BL #逃走劇 #官能 #キャラクターギャップ
  • 両想いの恋わずらい―将軍も越え難き関がある―【タテヨミ】

    The Shubl Website/Yiyiyiyi/BoyiAnimation

    ミン様可愛い❤胸キュン満載の転生BL
    2026年2月21日
    転生BL漫画『両想いの恋わずらい〜将軍にも越えがたき関がある〜』は、今生の二人のやり取りが最高!
    口数多めの策略家・ミンと無口な攻め・カクの焦れったい恋がたまらない。前世の因縁もチラリと効いて、ページをめくる手が止まらない。
    BLシーンもたっぷりで胸キュン度は抜群だけど、BL描写が少し物足りない点は星4つかな…と感じるところも。
    三つ巴の緊張感直前で「ありがとうございました!」と一旦締められる演出に、続編への期待が止まらない。読んで本当に良かった🥰と思える一作。
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  • 蛇遇伝

    Suhen/origin chequer comic

    三世を駆ける心の物語
    2026年2月4日
    三世に渡る転生を通して、キャラクターの心理や葛藤が丁寧に描かれる作品。過去回のしんどさと、人物同士の尊さが絶妙に交錯し、読後には深い余韻が残る。伏線や心情の余白を自分なりに想像しながら楽しめるのも魅力。しんどさと尊さを同時に味わいたい人におすすめ。
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  • 蛇遇伝【タテヨミ】

    Suhen/origin chequer comic

    心と体に効く、漢方薬BL
    2026年2月4日
    キャラクターの心理描写が丁寧で、読むたびに心が温まるような感覚になりました。伏線や過去回とのつながりもあって、次の展開が楽しみです。まるで漢方薬のように心と体に効くBLで、読むたびにじんわり元気が出ます!
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  • 【フルカラー】夜画帳

    Byeonduck

    美しいだけでは終わらない…
    2026年1月29日
    絵の美しさに惹かれて読み始めましたが、この作品は決して「美しい」で終わりません。台詞の少なさ、視線や沈黙の間に込められた感情が、読み進めるほど静かに心を削ってきます。関係性は甘くも優しくもなく、むしろ歪みや執着が積み重なっていく過程が丁寧に描かれていて、読後に残るのは余韻というより重さでした。色気は確かにありますが、それ以上に心理描写が濃く、感情を直視させられる感覚が強いです。一度読んだだけでは消化しきれず、ふとした瞬間に思い返してしまう作品だと思います。
    ※向いていない人:軽く癒されたい人、明るい恋愛を求めている人には正直おすすめしません。
    美しさに包まれているはずなのに、なぜか心だけが傷ついたまま残ります。
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  • 言ノ葉ノ花

    砂原糖子/三池ろむこ

    分かってしまうからこそ言葉が足りなくなる
    2026年1月3日
    人の心の声が聞こえてしまう――
    このシリーズが扱う設定は、一見すると特別な能力の物語に見える。
    しかし描かれているのは、むしろ誰もが日常で抱えている、
    「他者と関わることのしんどさ」そのものだ。
    相手の本音が分かってしまうということは、
    優しさも、躊躇も、迷いも、否応なく受け取ってしまうということ。
    それは決して救いではなく、
    人を好きになることを、より慎重で、より難しい行為にしていく。
    このシリーズが一貫して描いているのは、
    分かり合えることの幸福ではない。
    分かってしまうからこそ踏み込めず、
    分かってしまうからこそ傷つけてしまう関係性だ。
    それでもなお、人と向き合おうとする姿勢が、静かに積み重ねられていく。
    登場人物たちは派手な選択をしない。
    けれど心の中では常に葛藤し、言葉を選び続けている。
    その揺らぎが丁寧に描かれるからこそ、
    読者は物語を消費するのではなく、感情と共に立ち止まることになる。
    R18表現も、刺激や演出としてではなく、
    言葉では埋められない距離を確かめ合う行為として機能している。
    だからこそ甘さよりも切実さが先に立ち、
    読後には静かな余韻だけが残る。
    このシリーズの感情は、簡単に言葉にしてしまってはいけない。
    分かってしまうからこそ、人を好きになることは難しい――
    その事実を、読者にそっと手渡してくる作品群だ。
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  • 千秋

    梦溪石

    派手さはないが、長く心に残る。
    2026年1月3日
    本作は、激しい感情の応酬ではなく、
    時間と沈黙の中で育っていく関係性を描いた物語だ。
    師と弟子、導く者と学ぶ者。
    そこにあるのは即時の救いでも、分かりやすい情熱でもない。
    相手を尊重すること、距離を保つこと、
    そして待つことの重さが、丁寧に積み重ねられていく。
    人物同士の関係は常に節度を保って描かれる。
    そのため派手な展開は少ないが、
    読み進めるほどに信頼の輪郭がはっきりしてくる。
    本作が印象的なのは、
    誰かを変えようとしない姿勢だ。
    相手の選択を尊重し、その結果を共に引き受ける。
    その静かな覚悟が、物語全体に一貫して流れている。
    読後に残るのは高揚感ではなく、
    穏やかな納得だ。
    感情を揺さぶられる作品に疲れた時、
    静かに向き合いたい一作である。
  • 二哈和他的白猫師尊

    肉包不吃肉/zolaida/石原理夏

    重さはあるが、真摯に書かれた作品
    2026年1月3日
    本作は、読者に安易な救いを与えない物語だ。
    読み進めるほどに、善悪や被害・加害といった単純な区分が崩れていく。
    墨燃は取り返しのつかない過ちを繰り返し、
    楚晩寧は守り方を、何度も間違える。
    そのすれ違いは感情だけでなく、関係性そのものを歪めていく。
    R18表現は含まれるが、甘さや刺激を目的とした描写ではない。
    本作においてそれらは、人物同士の感情の不均衡や、
    修復の難しさを可視化するための装置として機能している。
    誰かを傷つけた事実は消えない。
    それでもなお生き直そうとする姿だけが、最後まで描かれる。
    読後に残るのは救いではなく、
    「分かってしまった」という重さだ。
    読む体力と心の余裕がある時に向き合ってほしい、
    非常に誠実で、同時に覚悟を求められる作品である。
  • 病案本 Case File Compendium[不思議なペットショップ]

    肉包不吃肉/yoco/呉聖華

    優しい顔をした後書き
    2026年1月1日
    病案本の後書きに登場した、「ほとんどひらがな」で描かれる不思議な短編です。
    一見するとやさしく、子ども向けのような語り口ですが、読み進めるほどに本編のテーマや感情が静かに重なってきます。
    直接的な説明はなく、物語の意味もはっきりとは示されません。
    それでも、本編を読んだ人であれば、どこかで見覚えのある感情や痛みを思い出す構成になっていて、短いながらも印象に残りました。
    癒しというより整理に近く、病案本を読み終えたあとに、気持ちをそっと置き直すための一編だと思います。
    本編ファン向けの作品です。
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  • 狐艶伝【単行本版】

    ホン・トク

    人外の情を静かに描いている
    2026年1月1日
    人と人外という関係性を、感情過多にせず、静かに描いている作品でした。
    物語は大きく揺れ動くというより、距離の縮まり方や視線のやり取りで関係性を見せてくる印象です。
    狐という存在の持つ艶やかさと、人との間にある決定的な隔たりが、さりげなく物語に滲んでいて、読後に余韻が残りました。
    派手さよりも雰囲気や空気感を楽しみたい人におすすめしたい一冊です。
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  • 旦那様と蜜月中

    みなみ遥

    絵を楽しむ甘めBL
    2026年1月1日
    同タイトルの作品が複数ありますが、こちらも絵の美しさと甘い雰囲気を楽しめる一冊でした。
    大きな事件や重たい展開はなく、前作同様、穏やかな空気感で読み進められます。
    キャラクター同士の関係性も最初から安定しているため、安心して読めるのが魅力です。
    ストーリーの起伏よりも、ビジュアルや日常のやり取りを楽しみたい人に向いている作品だと思います。
    軽めのBLを探している時や、癒し目的で読む一冊としておすすめです。
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  • 旦那様と蜜月中

    みなみ遥

    絵を楽しむ甘めBL
    2026年1月1日
    絵がとてもきれいで、全体的にやわらかく甘い雰囲気のBL作品です。
    大きな波乱や重たい展開はなく、安心して読み進められました。
    キャラクター同士の距離感も近く、蜜月というタイトル通り、終始穏やかな空気感が続きます。
    ストーリーよりもビジュアルや雰囲気を楽しみたい人には向いていると思います。
    気分転換にさっと読みたい時や、軽めのBLを探している時におすすめの一冊です。
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  • 不健康ボーカリストとオイシイ専属契約

    みなみ遥

    気楽に読める、距離感BL
    2026年1月1日
    ポップな絵柄とテンポの良さで、気負わず読めるBL作品です。
    ボーカリストと専属契約という設定ですが、重たい展開はなく、キャラクター同士のやり取りを素直に楽しめました。
    体調管理や生活面での距離が自然に縮まっていく過程が描かれていて、甘さと軽さのバランスがちょうどいい印象です。
    深く考えすぎず、リラックスして読めるのがこの作品の魅力だと思います。
    少し気分を軽くしたい時や、合間にBLを読みたい時におすすめの一冊です。
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  • ENNEAD -Another Version-【タテヨミ】

    MOJITO

    救いではなく、確認
    2026年1月1日
    本編を読み終えたあと、感情がきれいに片付かなかった人ほど、強く揺さぶられるアナザーバージョンだと思います。
    この作品は救済や後日談ではなく、登場人物たちの感情や関係性を、もう一度別の角度から突きつけてくるような読書体験でした。
    好きだからこそ読むのがしんどく、ページをめくるたびに本編で抱いた痛みや違和感を再確認させられます。それでも目を逸らせないのは、これらの感情を「なかったことにしない」姿勢が、一貫して描かれているからだと思いました。
    読み終えたあとに残るのは、癒しではなく納得です。
    救われたというより、理解してしまった感覚に近く、静かですが確実に心に負荷が残ります。
    本編を読んだ人の感情と真正面から向き合う構成を描き切っている点を評価し、★5としました。
    ※向いていない人:本編の余韻を綺麗なまま終わらせたい方、軽い後日談を求めている方には正直おすすめしません。
  • 天官賜福【タテヨミ】

    STARember/白夢社/墨香銅臭/晋江文学城

    再開版…待ってます
    2026年1月1日
    小説もアニメも見たうえで、
    漫画版にもすっかりハマりました。
    中国語版は魔翻訳で最後まで読み切ったため、
    現在は漫画を少しお休みしつつ、再開を待っています。
    漫画では、小説とはまた違った描写や表情が見られ、
    コミカルな顔や二頭身のデフォルメなど、
    視覚的な楽しさが加わっているのが印象的です。
    物語を知っていても新鮮さがあり、
    再開したらまた続きを追いたいと思える作品。
    楽しみに待っています。

    物語を知っている人ほど、細かな違いを味わえる漫画版だと思います。
  • 夜画帳【タテヨミ】

    Byeonduck

    美しいだけでは終わらない…
    2026年1月1日
    絵の美しさに惹かれて読み始めましたが、この作品は決して「美しい」で終わりません。台詞の少なさ、視線や沈黙の間に込められた感情が、読み進めるほど静かに心を削ってきます。関係性は甘くも優しくもなく、むしろ歪みや執着が積み重なっていく過程が丁寧に描かれていて、読後に残るのは余韻というより重さでした。色気は確かにありますが、それ以上に心理描写が濃く、感情を直視させられる感覚が強いです。一度読んだだけでは消化しきれず、ふとした瞬間に思い返してしまう作品だと思います。
    ※向いていない人:軽く癒されたい人、明るい恋愛を求めている人には正直おすすめしません。
    美しさに包まれているはずなのに、なぜか心だけが傷ついたまま残ります。
    いいね
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  • ENNEAD【タテヨミ】

    MOJITO

    読むのが楽じゃない。でも、忘れられない。
    2025年12月31日
    独特な世界観と重い空気感があり、読むのに体力を使う作品です。
    正直、軽い気持ちでは読み進められませんでした。

    それでも最後まで(まだ終わってないけど)読んでしまったのは、関係性の緊張感が一貫していて、感情から目を逸らせなかったからだと思います。

    描写は大人向けですが、刺激目的ではなく、登場人物たちの感情や関係性の重さと強く結びついています。

    しんどさはありますが、その分、読後に強く残る作品でした。
    好き嫌いは分かれると思いますが、設定や感情の濃さを重視する方には印象に残る一作だと思います。
  • パルジェ -叭災-【タテヨミ】

    Gabaemari

    腰を据えて読みたい作品
    2025年12月31日
    派手さはありませんが、
    心理描写がとても丁寧で、
    静かに感情が積み重なっていく作品です。
    登場人物の内面や関係性が少しずつ掘り下げられていくため、
    読んでいると自然と集中力を持っていかれます。
    重めの雰囲気が続くので人を選ぶとは思いますが、
    感情の流れや距離感をじっくり味わいたい方には、
    とても相性のいい一作だと感じました。
    軽い気持ちで流し読みするより、
    きちんと腰を据えて向き合いたくなる作品です。
    読み進めるほどに、感情の重さがじわじわ効いてきます。
  • 病案本 Case File Compendium[分冊版]

    肉包不吃肉/yoco/呉聖華

    読む体力と覚悟が必要な病案本
    2025年9月23日
    肉包不吃肉先生の三作品、
    「風破蒼天同征路(余汚)」「二哈」、そして「病案本」を読みました。
    本作はGoogle翻訳やAI翻訳での読書でしたが、
    正直に言って、読み進めるのはかなりしんどかったです。
    情報量も感情の密度も高く、
    何度も理解が追いつかず、心を削られるような感覚がありました。
    読んでいる間、
    何度も感情が追いつかないままページをめくり、
    自分の気持ちを置き去りにしたまま
    物語だけに必死についていく時間が続きました。
    途中で挫折しかけたことも、一度や二度ではありません。
    それでも読むのをやめられなかったのは、
    物語の随所に張り巡らされた伏線と、
    それが少しずつ回収されていく構成の巧みさに、
    何度も引き戻されてしまったからだと思います。
    数日間、睡眠を削ってでも読み進めてしまうほど、
    精神的にも体力的にも負荷のかかる作品でした。
    それでも「読まなければよかった」とは
    一度も思いませんでした。
    物語はまだ道半ばですが、
    謝清呈と賀予が、これから先の時間を
    少しでも穏やかに生きていけるよう、
    ただそれだけを願わずにはいられません。
    重く、決して万人向けとは言えない作品です。
    精神的に軽い読書体験を求めている方には、正直向いていません。
    それでも、
    感情や物語に深く向き合う覚悟のある方には、
    強い引力と確かな読み応え、
    そして忘れがたい余韻を残す一作だと思います。
  • 雪辱の花【タテヨミ】

    snob

    途中で整理が追いつかない
    2025年3月13日
    絵がとても綺麗で、最初は読みやすい印象でした。
    ただ、途中から話の展開が散らかっていくように感じ、
    主人公と脇役の区別がつきにくくなる場面もあり、
    正直、読み手として整理が追いつかなくなってしまいました。
    第一章までは頑張って読んでみたものの、
    話の振り幅が大きく、
    作中で振り回されている感覚が強かったです。
    続きは気になる反面、
    現時点では少しお腹いっぱい。
    情報量の多い展開や、複雑な人物関係が好きな方には
    向いている作品かもしれません。

    もう少し読み手を導いてくれる構成だったら、印象は変わったかもしれません。
    いいね
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  • テンカウント

    宝井理人

    時間をかけて理解できた物語
    2025年3月13日
    連載中の頃から、
    好きすぎてその都度購入していた作品です。
    読み進めるにつれ、
    何が正しいのか分からなくなるほど落ち込み、
    寂しさや苦しさに覆われる描写も多く、
    読み手を選ぶ物語だと思います。
    当時はただ辛く感じていた部分も、
    時間が経った今読み返すと、
    城谷たちが抱えていた葛藤や痛みが
    少しずつ理解できるようになりました。
    心理描写は重く、
    決して楽な読書体験ではありませんが、
    それでも最後まで読んで後悔はしていません。
    簡単に「癒される作品」を求めている方には
    向いていないかもしれません。
    それでも、人の弱さや不完全さに
    真正面から向き合った物語を読みたい方には、
    強く心に残る一作だと思います。
  • 花のみぞ知る

    宝井理人

    10年以上前の作品
    2025年3月13日
    この作品に出会ったのは12年以上前なのに、
    なぜか自分の中では色褪せることなく、
    ずっと大切に保管されている“花”のような一冊です。
    BL作品の金字塔と言ってもいいと思う。
    派手な展開はないのに、
    読み終えたあと、静かに心に残るものがある。
    この物語を読んだ方の心の中に、
    少しでも穏やかな気持ちが残りますように。
  • 花のみやこで

    宝井理人

    読み返しては毎回切なくなる作品
    2025年3月13日
    読了して3年以上経つというのに、
    今でも何度も読み返してしまう中毒性があります。
    晶と基晴の関係は切なく、
    悲恋で終わっているはずなのに、
    その先に続く御崎たちの恋の成就へと
    確かに繋がっていく余韻があるから、たまらなく好きです。
    宝井先生の花のみぞ知るも含めて、
    どちらも心に沁みる一冊。
  • 天官賜福

    墨香銅臭/鄭穎馨/日出的小太陽

    壮大なのに、とても個人的な物語
    2024年10月25日
    壮大な世界観と神話的な設定に惹かれて読み始めましたが、読み進めるほどに、この物語がとても個人的な感情の積み重ねで成り立っていることに気づかされました。
    何度も転落し、傷つき、それでも生き続ける謝憐の姿は、英雄というより、ひどく人間らしく描かれています。花城の存在もまた、献身や信仰という言葉だけでは片づけられず、「それでもこの人を選ぶ」という意志そのものとして描かれているのが印象的でした。
    物語は長く、決して軽く読める作品ではありません。それでも最後まで読み切ったとき、これまで積み重ねてきた痛みや選択のすべてが、ひとつの答えに辿り着く感覚がありました。
    どれほど遠回りをしても、何度傷ついても、それでも選び続ける。
    その姿を最後まで描き切った点に、この作品の価値があると思います。
    読み進める中で、何度も立ち止まり、感情が追いつかなくなる瞬間がありました。
    そのため、評価は★5です。
  • 魔道祖師

    墨香銅臭/鄭穎馨/千二百

    再読するほど深まる、細部が記憶に残る物語
    ネタバレ
    2024年10月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 天官賜福もさはんも大好きですが、
    それでも結局、忘羨に戻ってきてしまいます。
    作者の細やかな描写が本当に好きで、
    魏無羨の何気ない一言ひとつ取っても、
    きっとすべてを覚えていて、
    意味を持たせてくれているのだろうと感じます。
    読んでいる途中で
    「これはどういう意味だったんだろう」と立ち止まり、
    何度も前後を行き来しながら読むことになりました。
    それでも不思議と苦にはならず、
    繰り返し読むほど物語の奥行きが見えてくる。
    再読することで完成していく作品だと思います。

    読み返すたびに、人物の見え方が変わるのも魅力です。
  • 人渣反派自救系統[分冊版]

    墨香銅臭/さくらもち/呉聖華/動物/沼落とし妖怪

    声出して笑うタイプ
    ネタバレ
    2024年10月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公のツッコミの声が面白すぎて、
    笑ってしまいなかなか読み進められませんでした。
    魔翻訳で読んでいた時、
    「レッドブルみたいにこんなに血を大量に飲むやつがいるのか?」
    という表現が出てきて大笑いしたのですが、
    日本語訳でも同じような表現になっていて、
    同じ場面でまた笑ってしまいました。
    師尊が洛冰河に振り回され、
    何度も翻弄されてワタワタしている様子が、
    ひたすら可愛くてたまりません。
    コメディとしてもテンポが良く、
    それでいて関係性はしっかり重い。
    読んでいて楽しく、印象にも残る作品です。
    春山恨と薄い本、ぜひセットでお願いします。
    ギャグに油断していると、感情面で急に刺してくるので注意です。
  • 艶漢

    尚月地

    途中で離脱しました
    2024年10月9日
    ずっと艶漢を追いかけて読んできましたが、
    現在は途中で購読をやめています。
    以前は、独特の雰囲気や
    読者に深読みを促す描写に惹かれていました。
    ただ、途中から物語の進みが遅く感じられるようになり、
    絵柄や演出の変化も相まって、
    読み続けるテンポが合わなくなってしまいました。
    今はこの作品から少し距離を置いていますが、
    濃い世界観や解釈の余地を楽しめる方には
    変わらず刺さる作品だと思います。

    好みや読むタイミングによって評価が大きく分かれる作品だと感じました。
    いいね
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  • 春風爛漫【タテマンガ】

    YUUJI/phupheun/jang gal mo

    葛藤が長くて目が離せない
    ネタバレ
    2024年10月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 絵がとても綺麗で、最初から惹きつけられました。
    一目惚れから始まる関係なのに、
    抱かれる側である受けの葛藤がとにかく長く、
    その感情の揺れが丁寧に描かれているのが印象的です。
    物語が散らかるのではなく、
    ひとつの感情にじっと留まる構成だからこそ、
    目が離せなくなりました。

    視線や間の取り方が上手く、
    気づくとページから目が離せなくなっていました。
    どうやってハッピーエンドに辿り着くのかが気になって、
    つい読み続けてしまう作品です。
    甘さよりも、感情の停滞や戸惑いが前に出る展開が好きな方におすすめです。
  • セブンデイズ FRIDAY→SUNDAY

    橘紅緒/宝井理人

    静かな時間を楽しむ作品
    2024年10月8日
    宝井理人先生の絵が好きな方には、特におすすめの作品です。
    全体を通して絵がとてもきれいで、
    その透明感が物語の流れとよく合っています。
    派手な展開はありませんが、
    日常の中で少しずつ距離が縮まっていく様子が丁寧に描かれていて、
    静かに読める一冊でした。
    重すぎず、でも軽すぎない。
    週末の時間を切り取ったような空気感が心地よく、
    BLが初めての方でも読みやすい作品だと思います。
    実写映画化もされているので、
    漫画を読んだあとにそちらを観るのもおすすめです。
    いいね
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