ネタバレ・感想ありさよならタマちゃんのレビュー

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心動かされました
2025年1月7日
置かれているシチュエーションは大変なものであったかと思いますが、そんな中での感情や人間関係の機微を優しいタッチと表現で描いておられる作品です。
武田先生の作品ではペリリューを読んでおり(外伝も進行形で拝読しています)、作品の前後関係を知らず読み進めていましたが、こちらの作品の後にペリリューを描かれていると知り、どちらの作品へも愛着がより深まりました。
ペリリューも本作と同じく、壮絶な状況下でもなお残る、柔らかな人間臭さのようなものを愛情深く描かれていましたね。
大げさな表現かもしれませんが、どちらもいつか子どもに読ませたい、後世に残したい良作です。
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読み応え抜群でした
2024年11月23日
当事者にならないとわからないもの、その全てが詰まっています。本人と周囲を取り巻く人間模様、それが生きていることなんだと感じさせてくれます。
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ぜひ読んで頂きたいです
2022年9月1日
作者のお人柄が良いためか、登場人物が皆さん温かい方ばかりです。
また、作者のリアルタイムな気持ちが素直に表現されていて、ストーリーにひきこまれ、号泣しました。
大事に読みかえしたい作品です。
値段以上
2022年4月3日
こんなに泣いたの久しぶり。持ってたティッシュ2枚、涙でびしょびしょ。読み返してもまた泣く。単なる闘病記じゃなく心の機微が細かく表現されていて…個性的で味のある周りの患者さん達とのエピソード、強い家族愛と思いやり、アシスタント先の先生との絆…この値段で濃い内容とページ数。軽い気持ちで読んでみたけど隠れた名作!絶対読んで欲しい!
考えさせられる作品です
ネタバレ
2020年12月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ ★5では足りない良作でした。作者様自身の闘病生活を可愛らしい優しいタッチで描いた、多くの人に読んでもらいたい作品だと思います。私は大切な子供達と、パートナーが居ます。もし自分の身や、家族が同じ状況に立たされたとき、私は作者様の様に頑張れるだろうか。と、考えさせられました。優しいタッチの絵柄の中には、リアルな自分の負の感情も生々しく描かれており、心に刺さりました。それでも前を向いて、今こうして漫画家の道を突き進んでくれている事が、一読者として嬉しいです。癌という病気との向き合い方に、作者様の人柄が現れていたように思います。生きていてくださって本当に良かった‥。これからも応援しております。
色んな気づきがありました
2020年11月5日
私自身は大病を患ったことはなく、身近に精巣ガンの方はいないですが、姉が乳がんで入院した時の事を思い出しました。武田先生のように素敵な伴侶がいても病気との戦いは不安で辛いことと思います。姉は夫を大腸がんで亡くし、未亡人になってから乳がんで入院したので大層心細かったと思います。幸い再発はしていませんが未だ定期的に検査に行っているので、毎回不安があると思います。この作品を通して色々な気づきがありました、武田先生ありがとう。
35歳既婚。精巣がん。漫画家アシスタント。
ネタバレ
2020年8月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 同年代で、自分も仕事はアシスタントなので、もし同じような事が自分に起こったらどうなのか…。武田先生と同じように考えられるのか?漫画家志望として、手足の痺れが後遺症として残ってしまったのに、漫画を描く事から逃げずに努力された。本当に凄いと思います。
奥様と愛犬ビッグの、先生を思う気持ちにもグッときます。是非一度読んでください。重いテーマですが、すごく読みやすく描いていると思います。自分ががんにならなくても、周りのがんになった方の気持ちが少しはわかるかもしれません。
考えさせられました
2019年7月23日
作者自らの闘病生活をなるべくコミカルに描いていますが、自分が同じ立場になったら、果たしてここまで前向きになれただろうか考えさせられました。
何回も読み返しています。
2018年8月19日
始めて読んでから何年か過ぎ、まさか夫が同じ病気になるなんて思ってもいませんでした。
改めて読み返し、また違った気持ちで様々な言葉に泣けます。
この作品を描いてくれてありがとう。
読みやすいおすすめの作品
2018年7月15日
絵が上手いので、読みやすいです。内容もわかりやすいです。重い内容のはずなのに、面白く笑える部分もあります。理解がある職場で、戻ってこられる安心感があることが武田先生の支えになっていたと思います。奥様がとても良い人です。
頑張ろうって気持ちになる
2017年10月3日
ちばてつや先生の推薦のペリリューから辿ってたまちゃんを読ませていただきましたが、泣けました。抗がん剤治療の辛さがリアルすぎて思わず頑張れって電気毛布差し入れしたくなりました。良い作品をありがとうございます。作者が生き残れて良かった。
作者の人柄が出ている良作
2017年10月2日
治ったとは言え、若年層の癌という重い話題を優しい絵柄でマイルドにしつつも実体験をもとに綴った傑作と言える作品。登場人物の人間模様や心の葛藤、人としての成長など丁寧な描写で心を打たれます。自分の身にも起こり得ることでとあり、考えさせられもする作品です。
泣きました。
2015年1月3日
闘病体験記なのですが、身内をガンで喪ったので、余計に作家さんの当時の心情を思うと涙が出てしまいました。
奥様の優しさにもぐっと胸をうたれます。
ガンとの闘病は本人も家族も並大抵でない苦難ですが、この作家さんの人望なのでしょう、よい人たちに恵まれて、温かな話になっています。
ぜひ次の作品が読みたいです。
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