ネタバレ・感想あり恋文十色のレビュー

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とても良い
2024年2月29日
今とはちょっと違う絵のタッチの初期の方の作品です。内容がとても良いです。おそらく作品が出た頃のレビューは評価が低いようですが、今の読者はどうでしょうか。私はとても好きです。特に花と手紙は良い!少し暗めのファンタジー要素のある作品も入っているのでそっち系かと思ったら違った!生身だった!良かった!死神も余韻があって良かったし大人と絵本では「まだ指も入れてないのに」に笑いました。
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短編集
2022年8月21日
他の方のレビューに【ただのエロ漫画・ただひたすらアヘ顔の羅列】とありますが全くそんな事はありません。ついでに言うなら【エロ目的の人にとってはつまらない】は【ただのエロ漫画】にイコールしないのでは? 本の内容ですが作者の絵のタッチは私は昔から好きです。短編ながらも純愛の表現が素敵だなと感じました。エロは極わずか(私の中では無いに等しい)。照れた顔がなんとも可愛いです。
余韻まで楽しめる素敵な短編集♪
2019年7月17日
表紙のセピア色にそのまま飲まれた様なレトロなムードが素敵な5CPオムニバス含む短編集。

1CP目は表紙の二人で、小説家佐野×民俗学を学ぶ大学生で怪奇物好きの朝日向で5連作。ピリッとしたオカルト的な怖さが漂い読み進むほど面白い。この二人でもっとじっくり読みたいなぁ。

他短編4CPもレトロなんです。どれもいいです。
【落下恋文】【花と手紙】はすごく良かった(^^)あと超短編の【あたりくし はずれなし】もとても好み♪

全体的に書き物やさりげない台詞が恋文なとてもドキドキするお話。恋文も十人十色という事ですよね〜どれも余韻に浸れる好きな短編集です(^^)
短編集(短編連作あり)
2019年1月27日
少し昔の時代背景のなか生み出される出逢いや遣り取り、静けさや登場人物達の抑え込まれた情動がたまりませんでした。作品がリンクしていたり、ひと作品だけ現代風6ページのカワイイ作品もあり、読んで良かった!!この作家さん大好きです。
すこし 不思議
2017年11月30日
表題作、良かったです!それ以外は全部短編。こんなに色々お話があるのにどれも満足度高くて面白かった。ゾクッとするようなのもあるし作家と大家の話は可愛かった。
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十人十色の 恋文 のお話
2016年3月26日
166ページb。

後書きにあるよう、恋文(=つまり、愛までいかない)お話集。
読み終わった後の余韻がすごくイイ。作者さんの織り成す世界に惹き込まれる。
心理描写がとても巧み。
絵は苦手なタイプの白黒なのに、それがまた独特な雰囲気を作品に色付けています。

表題は作品集のタイトルで作品名には無い。
最初に収録の作家と若者の話は数話からなる連載で、他に極ショートも含め短編4作。
どれも凄く良いだけに、連載好きの私としては、恋の先の話も欲しくなる。最初の連載作品も、一冊で読みたいくらい。。
とはいえ、潔い、テンポの良い区切りは一冊通して主題に色を添え、
読み応えのある、質の高い短篇集になっている。
ラブラブを期待する人には物足りないかも。
ストーリー重視で、ダラダラが嫌いなサラリと読みたい人にオススメ。
悩ましいほど巧い
2014年8月31日
絵の好みはそっと脇に置くとして、時代モノの雰囲気と美しい画がとても合っている。お話もかなりのストーリーテラーで短編らしくきちんと魅せていて、どの話もその後を想像したくなるような、素敵な読後感。こんなに巧いのに星があとひとつ付けられないのは何故だろう。絵の好みは脇に、そっと。
和風
2014年6月1日
あいかわらずお話に安定感があります。片方が作家の話や、恋文などの文字を取り扱った和風blが多かった。エロいのは期待出来ませんが、作者のファンは買っても損はないと思います。両想いになるとすぐ終わっちゃうのが多いので、もう少し長ければいいのですが。
『花と手紙』がよかった
2021年9月25日
恋のきっかけを描いた作品集。
昭和初期なのかな?
どこかノスタルジックでモノクロ映画を見ているようだが、顔の描き方が癖が強めで読みにくかった。
雪に埋もれた田舎で花が仕入れられず、暇な花屋に届いた男性からのラブレター。
『花と手紙』短いけどよかったです。
うまくまとまっているけれど・・
2020年12月6日
作者さんの初期の頃の短編集でしょうか?まだ白と黒のコントラストがあまりなく、線が細い。短編集なのて、うまくまとまっているけれど、ちょっと物足りない。
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受け様愛され度不明
2018年8月6日
昔に比べごちゃごちゃした絵が少しスッキリしてますが、やはり見にくいです。どれを読んでもどうも盛り上がらないので、個人的に合わないのかなと思います。
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良かった
2017年1月24日
この作者さんのミステリアスな雰囲気がすきです。絵の第一印象は正直良くなかったけど、読み込むうちに色気のある表情にドキドキしていくようになりました。
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あれれれれ?
2014年6月26日
【『恋のきっかけは様々だ』とうたっている様な短編集です。】

この1冊でミナヅキ先生の全てだと判断されたら嫌だな…。

私はこの作家さんが好きで定期的に入荷していないかチェックしたりしていたのですが…。
この作品は短編集で、この作家さんの持ち味の『空気感』『世界の構築力』『湿度』『(独特だけど)際立つ画力』はふんだんに生かされていました✨
更に以前よりキャラのバリエーションも増えたなと思うのですが…。
この作家さんのもうひとつの持ち味である『エロチック』がほぼありません。

この作家さんは濡れ場の見せ方についても天下一品で、下品にならず色香を醸すという素晴らしい表現の持ち主なのですが、今回の作品は皆無に近い。

とにかく雰囲気と世界観と空気感で勝負といった感じです。

もうそれだけでも充分すぎるクォリティーで流石だなと思うのですがやはりエロチックという要素が抜けてしまった分、辛口の評価になりました。
ミナヅキ先生はもっと凄いから。

逆にエロが苦手な人は控え目な描写で良いかも知れません。



◎(1) 1話 書画喰う虫も好き好き~5話 子供騙しと机上の恋
〔 書家と読書好きで奥手な青年★★★〕

◎(2) 6話 ~7話 午前四時、ささやくように
〔死神と青年★★〕

◎(3) 8話~9話 落下恋文
〔若い大家と売れない作家★★★〕

◎(4) あたりくしはずれなし(9話に含まれます)
〔ノンケのふりした青年とゲイバーに通い出逢いを求める青年のヒトコマ〕

◎(5) 10話~11話 花と手紙
〔顔も見知らぬ男の恋文とやり取りする田舎の花屋の青年★★★★〕


…正に恋文十色、恋愛の色を雰囲気で語っています💗
因みに(1)~(3)作品はそれぞれキャラがカメオ的にリンクしています。
私としては、展開は読めるけど最後の花と手紙の空気感が好きでした。恋愛は始まってもいない感じですが時代を遡った様な…田舎で恋文を心待ちにするピュアな恋模様にノスタルジックを感じました💕

この作家さんの絵に抵抗がなく、『恋のきっかけ』をエロはほぼなしで空気感で読みたい方はどうぞ。



○絵☆☆☆☆
○内容☆☆☆
○Hの傾向 ほぼありません。本番はゼロ。ほんのり絡みがあるものと皆無のものと。
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作家名: ミナヅキアキラ
ジャンル: BLマンガ
出版社: プランタン出版
雑誌: Canna