男同士プラス片方は同族経営の将来を期待されたノンケ。コレのお陰で、そこに含まれた思惑や柵がドドンとのしかかる。いつもなら親父ウゼェで中指立てるだけなんだけど、自分の成功体験や父親としての歓びを息子にも与えたい、経験させたいという気持ちが上手に描かれていた。アキナリも結婚間近な中で判った事実に、望んでいたわけでもなかったはずが生まれる感情‥残酷だけど生々しい。そうしてあの場所に唯一たどり着けたタダユキ。話の後半は特に組み立てが面白くて、良いドラマを見た感覚。互いを『諦めた』ていう事実を自ら語るのも良かった。
『こんなメールがまわる社風の方が問題だろ』マジでその通り。この会社、終わってんぞ。と思いつつ、昔全国の学校の噂や悪口が書かれるだけのための掲示板が存在すると知った時のこの世オワタ感思い出した(笑)