今日は控えておこうと思っていても、結局読んじゃう黒川先生。
短編集。で、こちらもBLらしいのは表題作だけ。
全ての作品、素晴らしかった（涙）
表題作は、沁みる〜。中年ゾーンの自分には沁みて沁みて仕方ない。BLだけど、良さはそこでは無い。ので、続きが見たい気もするけど、ここで終わるのが核のテーマ的には粋かなと思える。
『独占欲』これは、言葉を失いました。読後は切なさを通り越して、愛はやはり祈りに近いなと感じた。
『モンパパ〜』これも天才しか描けないやつ。画力とセンスが伴わないとこの世界観は描けないよな〜。黒川先生のこういう部分が好きだなぁ。『紳士少年〜』と共通する品の良さ。
『月の魚』完全に心持って行かれる。ほんと凄い。読み終わっても読み終えられない。今朝目覚めて、半分寝ている頭でまた反芻してしまった。本作で1番好き…ということかな。
もう私の中で黒川先生しか埋められないゾーンが出来てしまってます。
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