兎にも角にも甘えることを悪として自立していこうと努力するヒロインブルックが痛々しくて説教したくなってしまう。けれど、彼女の家族環境を考えるとそれも出来なくて歯がゆい。そして、どうしてなのと どうにもならないことに彼女に代わって私が発狂してしまいそうになるのだ。物語の中では、余りに理想的な物ばかりで現実味が無いが、これ以上不幸を読みたくなくて、トムが可愛すぎて これでハピエンまで まっしぐらでお願いしますと祈ってしまう。ジェドも素晴らしく度量が大きいのがよーーーーーーく伝わる。たった1晩の出会いだったのに6年もの間彼女を探し続けて一途にその想いを向けてくる熱さに久しぶりのシンデレラストーリーを楽しみました。