ネタバレ・感想ありはみだしっ子のレビュー

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探してました!😊
2025年1月19日
こちらの作品、姉の本棚からコッソリ読んだのが小学生の頃でした。衝撃が止まらず、子供ながら漫画の底をみたような、何とも言えない気持ちでした。電子で読めるようになり、まさかと思い検索したら出てきたので、懐かしさと子供の頃にタイムスリップです。
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自分の根幹がコレ
2024年6月2日
色々な物で今の自分が構成されていますが、この作品こそ自分の感性や考え方の大元になっていると思っています。厨二病、中学生時分のふわふわとして確定していない自意識に食い込んできたものは今でもふとした時にポロッと出て来てしまう。紙のコミックスも持ってても、いつでも読める手軽さに、電子版も買ってしまいました。花とゆめ50周年記念の10冊クーポンに抗えなかったー!今読んでも私の中の中学生が喜びで感涙しています。
懐かしいけど古くない
2024年6月2日
紙本でも全巻持っていましたし、電子化バージョンの新装版の紙本も持っていたはず。今回3回目の購入。大人になっても分からないですが、オクトパスガーデンの作者様の最後のセリフに夢を持ったのはオクトパスガーデンを最初に読んだ時と同じ気持ちです。
半世紀経っても色褪せない作品
2024年5月14日
セールで購入して積んでいた、TVで皇帝ペンギンの巣立ちを観て、グレアムを憶いだし、読み始める。2500〜600頁くらいだろうか、ほぼ記憶に残っていた、良い作品に出逢えたことに感謝したい。
原点
2024年5月6日
三原順先生の作品で一番好きなのは「ルーとソロモン」なのですが、はみだしっ子も好きでした。自分はサーニンに永遠の少年像を投影して来たと思います。四人の中で最も快活で純真な人間の本能思考を持ちつつも、それらを他者に(主に大人達に)対して、言語化できない不器用さに惹かれていました。その辺で出会う人間よりも鳥や馬、複雑な思考を持たない生き物の方が、彼の魂に触れやすいのかもしれない。一般的な見方をすれば、グレアム、アンジーの年長ペアの大人顔負けの処世術やマックスの庇護欲を掻き立てる愛嬌さに比べて、サーニンは遥かに「大人に理解されない子ども」だと当時は思っていました。でもサーニンは、成長しても「真っ直ぐ」だ。だから可愛いのです。一番好き。これがアンジーなら判り易くグレてるわ(笑)。サーニンが少年の中の少年だわ。作中、カッコーの鳴く森の回で「クークー」と呼ぶ彼の声が、今でも私の心に様々な感情を植え付けたまま、深く印象に残っています。はみだしっ子は作品終盤へ向かうほど、読者としては難解に思えて来るのではないでしょうか。未だにグレアムの思考と行動が判らない私みたいに。雪山事件で何故彼一人が長く責を負うのかと、今でも理解出来ない。何故。本当に何故なのだろうと。大人になれば、三原先生流の哲学的な事が理解出来るのかと思いましたが、そんな事はなかった。でも、人にお薦めして、代わりに読解して解説して欲しいとは思わない。自分自身で、自分の中だけで、一生考えさせて欲しい。私にとっては生涯、記憶に留まり続ける、そういう作品です。
久しぶりに
2024年3月23日
子ども時代に大好きで取り憑かれるように読んでいましたが、リアタイ時はやりきれない気持ちで読了しました。しかしすっかり大人になりきった今では別の見方ができました。エンタメ性も高いしキャラクターも立っていてヒットする要素満載です。個性的なぶん古さも感じず(頻繁な飲酒喫煙以外は)濃い内容に満足です。これからも愛読しますね。
大好きです
2023年10月16日
いつまでも心に残る名作です。グレアムが一番好きで次がアンジーでした。
あのラストに進んだグレアム、しんどかったんだろうな。ラストまで読んだ当時、この先がどうなるのかいろいろ想像してました。うん、きっと大丈夫、ジャックがいるじゃん、みたいに…。
作者がお亡くなりになってしまってとても残念です。続編、いつか描いてほしかった。
沼にはまり込むようにして読んでいた覚えが
2023年9月9日
10代の時に勧められて読んでいました。友人はアンジーが私はグレアムが好きでしたね、それとグレアムペンギンね。ユーモアもあるけど、作品を思う時、やはり重苦しいテーマと深い心理描写がイメージに残っています。それと何だかよく思い出すのが、ジョークなんだけどアンジーを魔女に見立てて魔女裁判の様子を描いた番外編。そんな理不尽な話が‥と強烈な印象で覚えています。
どんなに苦しくても伴走し続けたい
2023年6月19日
この作品に若い頃に出会えたことが、福音であったか呪いであったか。それくらい大きな影響を受けた作品です。
名作とか傑作とかそういう他者へ向けての言葉ではなく、「自分にとって大切な作品」というのが合ってる。
親に守られずに社会の枠からはみ出してしまった子供達を通して描かれる旅路、そこには様々な人や様々な問題が存在します。
著者は非常に誠実なお人柄だったようで、常に息苦しいまでの真摯さがあり、簡単に善悪を判断せず物事を多面から捉える姿勢が見て取れます。著者にとっての初の連載作品でもあり、若い感性をひたむきにぶつけ、抜き身の鋭いナイフのようです。
どんな事柄にも複数の面があり、明確な答の存在しない問を、それでも自分の答を求めて、繰り返し繰り返し突き付けて問い続ける……これは私にとってそういう葛藤と苦しみの触媒になる作品です。
メディアによって「善」であると喧伝されるものごと、それに素直に乗ってしまえば「善人」になれるとわかっていても、私の心に住み着いた彼らが「ホントウに?」とあの眼差しを向けるのです。
歳をとれば感性は摩耗し、考えることも億劫になってくるものではありますが、それでも私は、いつでも真剣な彼らに伴走し続けたい。傷だらけの彼らと共に旅して、自分もまた傷付いた、その痛みを忘れたくないと思うのです。
〜〜〜〜〜
と、真面目な話もしましたが、四人組の中で誰が贔屓かっていうのも大事ですよね?
私はアンジー派!一番繊細で、他人のために素知らぬ顔して泥をかぶれるのが良いですね。
3巻収録のアンジー主役の番外編『愛しのオフィーリア』が大好きです。

『三原順傑作選 ’80S』に、ロナルド主人公のスピンオフ作品『ロング アゴー』(3話)が入っているので、そちらも是非ご一緒に。
心理描写の最高傑作
2023年1月17日
三原順作品の魅力のひとつは、やはり心理描写だと思います。この作品に高校時代に出会えたことを感謝します。
GASM みんな大好き!
2022年4月8日
グレアムペンギンのスタンプ見つけた!
ウソみたい、信じられない、うれしすぎる。
モノクロなのが、さらにいい。
三原先生、見てるでしょうか? 煙草燻らせながら、可笑しな時代になったものねと笑っていらっしゃるんじゃないかと、そんな気がして泣きそうです。
40年ぶりに読みました
2022年1月23日
前半部分は連載時、断続的に読んでいたのであまり理解できませんでした。
こうして続けて読むとまた新たな発見が見えます。
三原さん20代の作品ですが、60代になった今でも深い味わいを与えてくれます。
今もきらめく感性
2021年11月14日
当時アンジーとグレアムがカッコいいと喜んで読んでましたが、いまは親目線というか、かなりハードなバックグラウンドをもつ少年たちの更に周囲の残酷な扱いをうける毎日。ユーモアと怒りと可愛いマックスのおデコに癒されます。特に彼らは怒ります理不尽さに叫びます。眉間にシワを寄せて悩みます。真面目なんです。肩の力抜いてってだきしめたくなる。
懐かしい宝物
2021年1月25日
子供も頃、はなとゆめを愛読しててこの作品と出逢い、単行本全巻揃えました。40年後の今読み返したらまた違った解釈が出来ると思います。田舎に大切に仕舞ってあるので...
当時は難解で必死に理解しようと苦労しました。宝物の一つです。
大人になっても心に残る漫画
2020年11月1日
子供の頃に読み深く感動したのを思い出します。
登場人物一人一人が気持ちをていねいに鋭く描いて、笑いあり、ユーモアあり、友愛あり、そして生きていくことについて考えさせてくれる漫画。

全巻買って友達にも読んでもらい、みんながファンになるほど。大好きでした。
4人のキャラは誰の心にもいる大切な友達のよう。
いまでも一番心に残る物語です
懐かしの…□
2020年10月15日
中学生のころ花とゆめにハマって、はみだしっこは全巻持って読み込んでました。だんだん救いようもなく(本人が救いを求めてくれない)なるグレアムに苛立っていくのは読者だけではなかったかも。あの結末は「作者もどうにもならなくなったのでは?」と、仲間内では評価していました。やっぱりアンジーがイイ❗
大切にしている作品です
2020年6月11日
数十年前の作品ですが、今も繰り返し読んでいる作品です。絵がダメって方も居るとは思いますが、是非読んでもらいたい作品です。
難解で深い
2019年10月6日
もっと早くこの作品に出会っていたかった。
私が読んだのは2019年夏。
この作品を思春期に読んでいた方は、素晴らしいものを享受していると思いました。
5巻6巻は難解で繰り返し読んでようやく自分なりの解釈にたどり着いた感じ。
実際の正解はないのかもしれないけど、理解したい。そういう気持ちにさせられました。
名作です!
2018年9月1日
紙で中学生の時に何度も読み直した作品です。
私はグレアム派です(*´-`)とにかく初めて切ない思いをしたのがこの作品でした!できたら、こんな終わりかたして欲しくなかった(T-T)今なら、私が守ってあげたい!
つらい 苦しい 痛くなる
2018年9月1日
子供の頃、夕暮れの窓辺で薄明かりの中、大事に大事に読んでいたことを思い出しました。
自分はサーニンが好きでした。
名作!
2018年3月22日
いやはや懐かしい!当時、小学5年生だったわたし達4人は、なんと学習発表会ではみだしっ子の劇を敢行しました。一生懸命に演じたのだけど。。冷たい空気が。。ちなみに私はマックス役でした。イイ思い出です♪
自分の一部を作っている作品
2017年12月28日
これを描いた作者の年齢をとうに超えてしまった今読んでも、やはり教わること、気付くこと、心揺さぶられることばかりです。
一言一句、思い出せるほど読み込んでいた昔を懐かしみつつ、新たな発見もできました。
読んだ方には、必ず何かが残るでしょう。
とうとう電子版に!
2016年10月6日
私の生まれる前の作品ですが、10代の頃に文庫になったのをきっかけに読みました。何年たっても心にグサグサくる作品です。こんなに深い漫画、最近では見ないよな~。古い漫画なので読みづらいと思う方もいるでしょうが、たくさんの人に読んでもらいたいです。三原ワールド大好き❗いつでも心の中にいます。
名作中の名作です
2016年4月18日
古い、古い少女漫画です。絵柄が苦手な人も多いでしょう。台詞の多さに嫌気がさすでしょう。言い回しも今となっては古いです。ですが、万人に読んで頂きたい漫画です。私が初めて読んだのは10代でした。40代になっても何度も読み返します。傷ついた子供達が、精一杯、生きていく話です。心に残る台詞がたくさんあります。三原順氏の漫画は全部、私の宝物です。
間違いなしの名作ですね
2015年3月20日
中学の時に友人から借り
十代、二十代、三十代、四十代、と歳を重ねて読み返しもこの作品の深みに唸ること多いです。
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作家名: 三原順
出版社: 白泉社
雑誌: 花とゆめ