ネタバレ・感想あり伯爵カインのレビュー

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久しぶり!
2024年2月8日
これ、昔、読んだことがあって好きだったやつです。
不思議な世界観に魅せられて、何度も繰り返し読んだのに、タイトルが思い出せなかったので、再び出会えて嬉しい限りです!
しかも5巻まであったんだ!
完結して良かった
ネタバレ
2020年5月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 途中、新連載(天使禁猟区)がはじまり、またそれが超長編なもので、未完にならないかと連載再開までヒヤヒヤしました。
伯爵カインの実父がカインの目の前に現れた時、めちゃ怖かったのを覚えています。ゾワゾワして本当に怖い。だから、実父のラストには体の力がふにゃ〜と抜けました(苦笑)。
主人公カインには幸せになってほしかったのですが、ストーリーを見る限り、カインの幸せは自分が一番愛する人の幸せなのだろうな、と思わせられます。
常にカインの傍にいた執事もその一人に違いないのでしょうが、まさか最終回が近い?と思ったところで、執事さんがあんなことになるとは驚きでした。
なぜかは読めば判ります(^^♪
主従関係に感動
ネタバレ
2020年5月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ カインとリフの関係が他の漫画では見れないものがあると思います。最終回は必見です。
ダーク
2020年4月1日
美しきダークファンタジーです
ゴシックものがお好なら
是非おすすめします
初見です
2019年10月25日
表紙に惹かれて購入
絵も内容も昔ならではの濃い内容で満足です。
大好きでした
ネタバレ
2019年7月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 忘れられたジュリエットが掲載された頃からずっと愛読していました。
ヴィクトリア朝の時代背景と美形伯爵と美形執事…
絵も優雅でファッションも優雅で私好みの絵に話でした。

それだけにラストは本当に涙なしではいられませんでした。
大好きなタイトルです
2019年2月26日
子供の頃から由貴先生の大ファンで、雑誌や単行本、グッズも全て集めています。文庫になるとそれもやっぱり集めちゃいますね。こうしてスマホでも読めるようになるなんて、なんて便利な世の中になったんでしょう。こちらのカインシリーズ、由貴先生の作品の中でも人気の高いお話です。今時の漫画しか読んでいない人には、連載当時の台詞の言い回しなどに古さや違和感を感じるでしょうが、このスタイルだからこそ、作品が素敵になっているんです。ゴッドチャイルドから絵柄が新しくなりますが、それまでの絵もゴッドチャイルドの絵もどちらもとっても綺麗で、溜め息が出てしまいます。カインシリーズで由貴先生の世界観に魅了されたら、他の作品もご覧になることをお勧めします♪
カインの色気…!
ネタバレ
2016年10月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ 学生の頃、花とゆめに連載されていたカインシリーズにハマり、カインに一目惚れして雑誌をコピーして切り抜いて「カイン様ファイル」なる物を作り授業中眺めていました…。そのくらい絵が美しい!なので最終回を読んだ時のショックと言ったらもう…( ゚д゚)‼︎あのカインの幸福そうな表情‼︎あまりのショックに何日か物を食べられなかったです。古い作品ですが古さを感じさせない素晴らしい作品です☆
好き
2016年8月27日
ゴシック好きにはたまらない作品。家族ではなく、恋人でもなく、主従以上の何か。愛でも憧憬でも隷属でもない、表現出来ない深い繋がりが胸に沁みる作品。私は、大好きです。
何度読んでも…
ネタバレ
2016年3月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何度読んでも最後は泣いてしまいます

カインは死ななくても良かったんじゃないか…でもリフとのあのシーンはやっぱり必要で

文庫になる前の単行本ももっていましたが
書き下ろしがあるとの事で購入。
もっとカインシリーズ読みたかったな…
幸せな終わり方だったんですね
2016年3月12日
この作品の初期(赤い羊)のあたりまでしか私は読んでませんでした。
当時(平成一桁かな?)はこういった作品は特殊で花とゆめに載せて良いのか?と思った記憶があります。
父の呪いの因果の原因は実は、、、
まさかといったほうがイイでしょう。
書き下ろしの作品、最初は意味が分かりませんでしたが、作者様のあとがきを見て、ああそういうことかと。
できたら、この書き下ろしをしっかり最終話にしてほしかったなあと思いました。
それだけこの作品は救いがあまりにもなさ過ぎて、私は消化不良起こしていた作品のひとつだったから。

天使禁猟区でも歪な愛の形を描いていたんですが、歪な形だからこそ普遍的というか、執着通り越して純愛なのかなと。
天使禁猟区でも歪な愛と純粋な愛の対比が描かれていて、私はその対比をうまくのみ込められず、作品に拒否反応をしめしていましたが、あれから20年自身もいろんな経験をしてきたから、今になってこの作品の良さが分かった気がします。

カインとリフ、カインとマリー、マリーと大男、カインと叔父上、父とカイン、父と父の姉
カインが叔父上に残した手紙、カインはマリーと出会えたことですでに救われていたのだと思いました。
そこを踏まえて書き下ろしを見ると、よかった、、、と涙ぐんでいました。
できたらカインにはマリーと結ばれるとか、家を乗り越え暖かな愛を得て欲しかったし、子供を持つことで救われて欲しかったけど、結果的にはマリーという妹を得たことで、もうカインは愛を得られていたんだと。
与える愛、受ける愛を。
むしろ其れで良かったのだと思えました。
間違いなく自分の血は継がせるべきではないと考えていたでしょうし、たからあの結末に。
そこまでカインが考えれたのは、やはりリフのおかげでしょう。
やっと消化不良して気になっていた作品の一つが自分の中で消化できました、しかもステキな結末で。
静かな悲しみ
2016年1月14日
まずは絵柄の綺麗さ、緻密さに驚きました。そしてこの絵柄だから際立つグロ描写…!
同作家の「天使~」はちょっと壮大すぎて読むのが疲れてしまいますが、こちらは限られた世界と限られた登場人物で丁寧に描かれていて、じっくりと味わえます。
シリーズ中のどのお話も、悲しくて、切なくて。残酷な描写も多いのですが、読み終えた後は静かな感動が心の奥に染み渡ります。
すごく良いです
ネタバレ
2015年10月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ カインとリフの最後が切なくもあり、美しく終わっていてしばらく余韻に浸ってしまいます。
何度読んでも飽きません!
由貴香織里先生の出世作
2015年5月21日
「天使禁猟区」の長期連載が間に入ったにも関わらず、人気が衰えなかったシリーズ。同時に由貴先生が人気作家として確立されたシリーズでもあると思います。
舞台は中世のロンドン。主人公は若い伯爵カイン。作画が綺麗なので貴族の社交界シーンやドレスなども見ているだけで楽しいです。
由貴香織里先生の作品をぐろい?と言われる方もいるらしいですが、CLAMPさんと同じようにそれだけ画力が高いということだと思います。
あたしが初めて読んだのは、誰がこまどり殺したの?でした。
中世の世界観が素敵
2024年1月1日
若き伯爵と執事のリフが様々な事件にあいながら、数奇な運命に抗おうとするお話。
父親殺しの噂があったり、毒を収集する趣味があったりと謎が多い設定ですが、一つ一つの事件のエピソードはミステリーを解くようで面白いです。またそのミステリーの内容と世界観がマッチしていて物語の空気がとても気高い感じがしました。
ただ、物語の底辺に流れる父親とカインの関係が難しく理解に苦しむ場面がありました。また、父親からのDVや出生の秘密、魔術を使う怪しげな集団というリアルな一面とファンタジー的な要素との境界があやふやになるところもあり、物語の本筋の捉え方に困惑しました。
この時代のロンドンの閉鎖的な階級制度と世界観がとても良くマッチしたミステリアスな作品です。
なつかしい。
ネタバレ
2023年1月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ ダークな内容です。
カインの出生の秘密。
親に愛されず、親殺しまでしてしまう。
救いのない始まり、だからこそマリーが唯一の癒し。
数々の事件も、実に暗い内容です。
でも、この昏さが好きです。
また読めて嬉しいです。
2022年2月18日
昔大好きで読んでいました。
結末を見ないままだったので、こちらで最後まで読めて、そしてまた見ることができて、とても嬉しいです。
ありがとうございます。
懐かしい
ネタバレ
2022年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1991年~。あちらこちらアヤシイ関係、共依存等々。全体的に中二病満載でハマっていたのを思い出します。カイン中期~天使禁漁区初期辺りの繊細な絵柄が一番好み。ゴッドチャイルドシリーズは絵柄に変化あり。最初の頃の話は今読むとぎこちなさがありますが、回が進むにつれ上手くなった感じがします。
毒をコレクションする変わり者のカイン=ハーグリーブス。静かに後ろでカインを見守り続ける訳あり執事のリフ。カインの異母妹(最後に事実判明)マリーウェザー。明るくお調子者の良い奴オスカー(カイン狙い?!)。実は良い男で後半大活躍のクレハドール。
崖下に落ちたのに生きている狂気満載なカインの父アレクシス。その上を行くアレクシスの姉にしてカインの母オーガスタ。父の手先であり、カインにあれこれ仕掛ける壊れた哀れなジザベル。
ハーグリーヴス家の呪いを断ち切るため、生死をかけたカインVSアレクシスの親子対決。リフの裏切りと正体、本性。リフのことは結果的にああなりましたが、カインはどうするつもりだったのかなと思います。
父に虐/待され育ったカインでしたが、最後に知る真実は……。悲しさと切なさの残るラスト。カインとリフが離れることなく一緒なのが救いです。
絵が綺麗
2019年10月26日
設定や登場人物やストーリーが面白く、絵が綺麗で、話も凝っています。やや字が多めでゴチャッとした印象もあります。
惹かれる
ネタバレ
2019年7月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵です。この作品でマザーグースを知りました。後半は父親との組織との話になるのですが、前半の読みきりな感じが好きでした。
懐かしい
2018年9月21日
昔、全巻持っていましたが、読む度にその濃い内容で疲れた感想でした。笑
天禁より好きなカインシリーズ、マリーとオスカーが好きでした。ダークな中でこの2人のやりとりがほっこりしてました。
前半の方がお話は好きだったなぁ、後半はもうお父さんとの闘いで…。
最後の方はなんだか駆け足な感じで、そんなオチ⁉︎とも感じた記憶で、詰め込んだ感じの終焉でしたが、ま、これはらしい終わり方だったかなぁと。
懐かしい作品
2018年8月31日
由貴香織里先生の作品で1番好きなカインシリーズ。初期のマザーグースになぞらえる描き方好きでした。
当時しっかり最後まで読んだはずなのですが、最後の方の記憶が無いので読み直したいです。個人的には中世好き、貴族好きだったので、またこんな作品書いて欲しいです。マリーとカインのやりとりが好きでした。
久々に読んだ
2018年8月5日
何年も前に一般誌で読んでいて、最後まで読めなかった事を思い出し、購入。話が進むにつれスケール感が大きくなっていき、えぇ〜??最後こうなっちゃうのっていう展開でした。内容も濃いので読むのも一苦労ありましたが面白いと思います。リフとカインについてですが、表紙などが毎回そっち系を匂わせるのですごく気になってしまい、非常に歯痒かったです。
好きな人は好き
2018年4月9日
カイン大好きでした。グロテスクなところもあるので苦手な人もいると思います。話の内容は面白かったです。ラストはなんとも言えない気持ちになりました。
エメラインの件が後味悪過ぎと微妙な結末
2016年10月29日
このシリーズ、独自の世界観は味わわせてもらいましたが、あまりにもエメラインが哀れ過ぎ、あの事件が後味が悪過ぎたのとカインの最後について。
それに私はそれまでは、カインの悲惨な生い立ちもあり、彼が何かと屈折していても、同情する点もないでもなかったのですが。彼の両親の禁断の関係は、バイロンと異母姉のオーガスタの関係を、たぶん参考にしていると思われますが。
しかし、エメラインの不器用ながらも、一生懸命な想いに対して、あのカインのもて遊ぶような態度は、ちょっとひど過ぎないかな?と思ってしまい。
この件で私はカインにはがっかりし、急速にしらけてしまいましたね。
それまでは相当屈折していながらも、どこか優しい所もある人物だと思っていたのに。
それから、確かにエメラインがやったあることは、あまり良いことではないですが、それも彼への想いの苦しさゆえだし、加害者がもう狂人としか言いようのない人物なので、あそこまでの目に合わされるのも、納得いきません。また、おそらくそれまでは、普通の一市民だったはずの人物が、なぜにあそこまでブチ切れてしまうのか?という点で、いまひとつ動機に説得力が欠ける気がしたというのもありますし。
また、何よりこの事件のヒロインであるメレディアーナに、全然共感できなかったというのも、大きいです。だってもうとっくに、普通の人間じゃないし。
おそらく作者としては、これも儚い悲恋のつもりでのこのエピソードも、作者の独りよがりに終わった感じですね。予想外に読者達の、メレディアーナへの反感が強くて、驚いたとか書いていたし。とはいえ「ルードヴイッヒ革命」でも、相変わらず、どこかメレディアーナみたいなタイプのヒロインである、眠り姫を出していますが。ちょっと批判されかねないような部分は、綺麗に削ぎ落とし、総じて不器用・さっぱり系にはしていますが。
そしてこのシリーズの最後も、何か微妙な終わり方。
ある意味、予言された暗黒の運命からは、逃れられたということなのか?という感じがしないでもないような。リフとかマリーとか、叔父さんとかの大切な存在は、持てた訳だし。
しかし、やはりはっきりと運命は変えられるというのを、示して欲しかったような。
それにやはり、主人公がああいう最後でも、エメラインはエメラインで、単独でも十分かわいそう過ぎます。
昔好きでした
ネタバレ
2016年9月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最初の頃はおもしろかったのですが、途中から父親のことが必ず関わるようになってきてつまらなくなりました。

思えばこの作品だけで由貴香織里にはまって、好きじゃなくなりました。

この作者は絵がすごく綺麗な所は綺麗なのですが、手抜きで雑の所はすごく雑。
その差がひどいですね。

そしてセリフがいちいち説明チックなセリフが多い所が苦手です。

ゴシックホラー好きとしては、残念な所が多い作品でした。

しかしマリーウェザーが大好きなので星をおまけ。
おもしろい
2016年8月26日
おもしろいけど相関図がほしい。異母兄弟出てきすぎてよくわからない。それ以外はおもしろい
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昔は良かったんだけど・・・
2024年9月20日
連載当初イギリスが舞台で世界観がとても好きでしたが、今読むと微妙に感じてしまった。全体として貴族が感情全開で来るのに違和感。喜怒哀楽がアメリカ人みたい。作法もなってない。伝統を重んじるイギリス貴族とは言えない。ファンタジーにしてももうちょっと調べてから作品にして欲しかった。人物のバランスも悪くゴチャゴチャしていて読みづらい。絵が綺麗だった印象なだけに今みると色々とデッサン狂ってて気持ち悪くなった。
最後まで読むのがしんどく途中で投げたしてしまった。
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それでも昔は好きだったんですけどね…
2024年4月1日
絵がごちゃごちゃとしていて見づらいし、説明的なセリフが多くて、読んでいて微妙にイラッときます。作者の手書きのセリフが、字が汚くて解読するのも一苦労。連載が長くなるにつれて、設定が後からどんどん継ぎ足されていくので、不自然さや矛盾も気になりました。マザー・グースが好きなのは分かりますが、引用が強引で作品に会ってないと思います。もう読まないでしょう。
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作家名: 由貴香織里
出版社: 白泉社