ネタバレ・感想ありほとりのとばりのレビュー

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とばりちゃんありがとう
2023年3月5日
最後、何故か涙が止まらなくて止まらなくて困った
(´:▽:`) ハハ
私疲れてるのかな?なんて思ったけれど、多分私もとばりちゃんに会った事があるに違いないのだ。
幼稚園の頃、小学生の頃、中学生の頃。もしかしたら大人と言われる年齢になってからもきっととばりちゃんが小さくなって震えている私に会いに来てくれていたのだ。

先生のお話はいつもどこか自分との接点があるような気がしてしまう。
忘れていることすら気づかないような自分の一部になっている事を掘り起こして見せてくれている感覚。
大事にするとぽわっと満たされるような知っている事。
これから長い時間を生きる時、この知っているけど忘れているような事を持っている私と、しまい込んでいる私では同じ肉体でも別の人になってしまうのだと思う。

とばりちゃんを中心としたオムニバス形式の作品。
とばりちゃんの存在が作中の彼らや通りすがりの私たちにあたたかい温もりを持たせて送り出してくれる作品だと思います。

BL作品ではあるけれど、大人となったどんな人にもどこかに触れる作品ではないでしょうか。

出会えたことに感謝。

**180ページ**
夢で会いましょう
2022年4月26日
夢で会いたい人に会えるの、良いですよね。
夢を通して変わっていく人間関係を描いた作品です。
道先案内のとばりにも物語があり、切なかったです。
作者さん買いしていこうと思います
2021年9月13日
先日の半額クーポンにて。買い忘れが無いか何となしに眺めていた中で、この表紙がどうしても頭から離れなくて半額だし…とギリギリに購入しました。何となく読み始めましたが、すぐに購入して正解だったと思いました。少し切ないんですが、温かく読み終えました。どのお話も夢に繋がるのですが、まるで自分も夢の中に漂っていたかの様。決して雰囲気だけの作品では無くて、読者を引き込みつつお話としてキレイに1冊にまとまっています。絵本のような世界観がお好きな方はハマると思います。
物語を紡ぐ世界観!
2019年4月24日
夢の中でつながる世界を舞台に3カップルの短編集。独特な絵柄にあった世界観と雰囲気で物語を紡ぐ。ちょっぴり切なく、ほんのり心があたたかくなる様なお話しばかり。一番好きなのはイケメンうっちー×ガキんちょ睦月のお話し。
評価を上げたくて
2019年4月20日
私は4.2ぐらいの評価なのですが、今のままでは低すぎるので上げたくてコメントしました。絵も表現も独特でそこはかとなく仄暗さがありますが、お話の上手さと切なさはこの作家さんならではだと思うので作家買いして間違いないと思います。
切ないような
2018年11月4日
とても不思議なお話です
でも大好きです
心がちくちくしました
優しい世界。
2022年10月2日
”不思議”っていう言葉が ピッタリな短編集でした。不思議で 温かい、不思議で 切ない、不思議で優しい。そして、”夢”が キーになります。うん、やっぱり 不思議。(でも 夢の中だから 不思議は 当然なのかな。)
絵本を読んでるみたい
2017年4月19日
夢をテーマにした短編物。ひとつの話が短く少し物足りない気がしますが最後にそれぞれの後日談的なフォローが入ってます。
初めの数話は安心して読めますが、最終話で あーそういうことかと切なくなります。
読み終わってあったかい気持ちになるんだけどザワザワした切ない系が好きな方にお勧め。
絵本みたいな
2019年2月6日
夢魔みたいな「とばり」と、辛いことから夢に逃げてきた人たちの短編連作。
ほのぼのしてそうな絵柄に反して結構重いな…という感想。絵本みたいな少し不思議な雰囲気もちょっと合わなかった。
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