ネタバレ・感想あり聖ロザリンドのレビュー

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いとけなくママを慕う純粋可憐な少女
2023年5月10日
378ページ。
ひゅー!サイコパス!
ロザリンドは、欲しいものが欲しくて、正直で、ママが大好きな可愛い子供。悪意は無く清らかささえあり、自分のためだけでなく他人のために動ける優しさもある。それがどうしてこうなってしまうのか……というところにサイコパスの恐ろしさがあると思います。
最初から最後まで、ロザリンドは「天使」でしかなく、人の世で生きるには純粋すぎただけ。あくまで「善」の側の存在であることが、サイコパスものの真髄。
昭和の作品ですし、ツッコミどころとかももちろんあるんですが、子供の純真と残酷を描いた名作です。
天使のような…悪魔の笑顔…!
ネタバレ
2023年3月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ トラウマ漫画スレで気になっていたので購入致しました。
ロザリンドちゃん、本当に可愛いんですよ。見た目だけじゃなくて仕草とかもう存在自体が天使。
マミー、頼む。確実に息を引き取った事を確認してから自決してくれ。
アルフレッド、信じられないかもしれないけど早く言ってくれ。
そして巻き込まれる皆さん、「〇んだらあげるわ」とか意地悪とか誘い受けは本当にやめてください。やめてください。
お父様は一緒に行くかと思ってました。1人で娘の罪を背負って生きていくのだと思うと悲しすぎる…1番の被害者疑惑あります。
でも正直ロザリンドちゃんの手際の良さに度肝を抜かれました。
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描写が怖い
2022年10月16日
映画「悪い種子」を元ネタにしてる作品だと成人してから分かりましたが、たしか小~中学生の頃読んだ頃はただただ怖かったです
今でもロザリンドが殺人を犯す場面のいくつかははっきりと思い出せます
わたなべ先生の絵が無垢ゆえの残酷さを鮮明に描いてくれます
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身の毛もよだつ悪魔の少女
2022年5月18日
聖ロザリンド、無垢で無邪気そのものの天使のような
少女が、自己欲のために躊躇いもせず無邪気に殺人をしてゆく。悪魔の子として生を受けたとしか思えない
残忍無惨な少女ロザリンドに身の毛もよだつ。
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トラウマ漫画
2022年3月17日
子供の時に読んで大きな衝撃を受けた漫画。
数多の漫画あれど、今だにロザリンドを超える突き抜けたサイコパスなキャラは現れていないのではないだろうか。
名作です
2022年1月24日
何度読んでもしばらくするとまたかわいいロザリンドや渋かっこいいアルフレッドに会いたくなってしまいます。ロザリンドちゃんは少女漫画のベストキャラクターの一人だと思います。
ホラー全盛期にあっても格段に戦慄が走った
2021年5月24日
恐怖漫画がまるで主流の様な時代があった。古賀新一、つのだじろう、曽祢まさこ、諸先生方の作品は、こどもが静かに待つことが必要な場所には、大体書籍棚に置いてあったものだ。わたなべまさこ先生は西洋物で少女漫画の世界で既に巨匠だった。習い事の待機時間に、ガラスの城、双子座生まれ(シャム双生児の話)。こわすぎて読めば後が大変なのに、やめとけばいいのに、つい手を伸ばしてしまって。そして過激に煽られた恐怖心を、みつはしちかこ先生の「チッチとサリー」シリーズで、鎮静してもらっていた。漫画のジャンルはバラエティー豊かな方が嬉しい。ロマンス偏向の私でもそう思う。

本書は完全版のようだ。
「二度目の文庫化のあとがき」まで読めたこと、今回の購入の収穫だったかもしれない。
(初めて読んだとき、書名の表記上に聖は「セイント」の読み方だと判るようになっていたので、幼心に物知りになった気分でいた。それなのに「せい」と印刷されたものが後年出回ったとそのあとがきで知った。昔々の作品は、当時は、漫画家の産み出した「作品」に対して、扱いが雑だったと感じている。そういうあり方が、こんにちに至るまで、漫画を長く理不尽に蔑む人がそこそこ居てしまう遠因となっている気がしてしまう。漫画家は誰でもが大勢の読者を獲得するようになるような簡単な職業でないため、私は心から尊敬している。尤も、ストーリー漫画に限らずとも、挿絵・イラストであろうとも、完成度の高い絵はただ1枚でも、短くても、感嘆させられる事がある。原作ありきでの漫画化の場合などは、漫画家独りだけの責任でない。絵に出来る才能、見せ方の才能と、話作りの才能、語り方の才能、稀有な才能要素の総合なのだから。文字だけ、絵だけ、で成り立っているものではない。恐がらせる、ドキドキさせる、笑わせる、ホロッとさせる、考えさせる、等々、それを出来るのがホントに凄い。絵の古さもその時には支持者が居た訳だから、後世の人が今の尺度で云々して低評価って、いっそ古代壁画には文句言わないのに?とか思ってしまう。自分が制作したわけでもないのに、筋や設定等その出発点に迄不満なのか、とか。本作のことではないが。いずれにせよ並々ならぬ労力、心血が注がれた結晶が多い。)


兎に角一世を風靡した、センセーションの大きさが激震のようだった衝撃作。1973年。

ストーリーはわかっていたのに、今読んでも怖かった~
色あせることのない恐怖
2020年10月23日
連載をリアルタイムで読んでいた世代です。
おびえながらも次はどんな犠牲が出るのか、恐怖と期待で毎週楽しみにしていました。
「無垢」で「無邪気」ゆえに良心のとがめもなく殺人を繰り返すロザリンド。
ロザリンドに狙われて、無事だったのはたったひとり。
のちに事件の真相を知り、戦慄したことでしょう。
頭が痛くなりました、いい意味で
2020年10月15日
しんどいです。
ロザリンドのような子が世界に存在しているのだろうなと思うと背筋が凍りそうになりますが、少し悲しくもあります。
何回も読みたくなる作品
2020年4月25日
ロザリンドの無邪気さの中に狂気が垣間見えてどんどん作品にのめり込みました。
子供は無邪気。
だからこそ、怖い
ただ○○が欲しかった
という目的でどんどん人が死にます
💦
とても面白かったです
戰慄
ネタバレ
2020年2月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 引き込まれていくかんじで、一気に読めました。
幼くて、可憐な少女が悪気なく犯罪を犯すストーリーは、なかなかの作品だと思います。
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忘れられない
2019年2月16日
小学校の頃、従姉妹の家で読みました。
それほど昔のことですが、あまりにも衝撃的で
記憶にしっかり焼きついています。
この天使の顔をした悪魔は、
すべて純粋な子供の心で素直に行ったことが、
大人が震えあがる残酷な所業であることに
全く気づかない怖さがありますね。
ロザリンド今見ても可愛いです。
※名前もしっかり記憶に刻まれてるなぁ
読み応えあり!
ネタバレ
2018年1月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 可愛らしい少女の残酷さを詰め合わせたような作品。匂い立つような絵柄も相まって最後まで一気にロザリンドを追い掛けました。
納得のラストで大満足ですが、もしこのまま大人になったら自分のしてきたことに気付き反省することがあったのか気になります。
日本最高峰のホラーマンガです
2017年3月8日
なんと懐かしい!
30年以上前に単行本で読んで、ずっとタイトル名は覚えていました。
今、読んでみても主人公ロザリンドの愛らしさと残虐さは言葉にはできないほど。
ネットもない時代に独特な洋風な絵と設定で、それがまた恐ろしさを増幅させていたようで、あまりに凄まじい話なので原作は別かと思っていたら、わたなべ先生の原作なんですね。
日本を代表するホラーマンガとして、輸出してほしいです。
素晴らしい!
2017年2月11日
試し読みから購入しました。特にラストがどうなるのか気になって…ロザリンドという少女が殺人鬼なのに非常に可愛らしいというところが面白いです。
無邪気さが怖い
2011年12月27日
絵柄が古めかしいけれど、ロザリンドの可愛らしさを引き立てていい味になっています。その分恐さとのギャップが激しいかも。

どんな手口で次々殺されていくかにドキドキ。そして結末がこうなるしかないといった感慨深さがあり、一気に読めて面白かったです。
身近にいる大人たちの心情が丁寧に描かれているのも好感が持てました。
殺人鬼の血は
2011年8月19日
受け継がれてしまうものでしょうか…純粋無垢なロザリンドが可哀想で、ラストに近づくにつれ涙が流れてきました😢親も大変苦労しましたね。読み終えた後は、暫く放心状態でした。長めのお話ですが、是非パックで✋
後引く怖さ
2011年2月18日
ホラー漫画にありがちな醜い程のグロい絵は無く、子供の残酷な無邪気さで煽られる恐怖感😩少しワガママで素直過ぎるロザリンドなだけに、優しささえ残酷に見える❗
無垢な殺人鬼
2009年1月6日
純粋だから、八歳だから
善悪の向きが違うだけで
こんなに変わってしまう
ギャップに
読み終わるまで釘付けでした。
可愛い女の子がどんどん残酷になっていく
ネタバレ
2021年7月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 高貴な家のロザリンド、父母どちらも聡明で優しく70年代に女の子の憧れである理想的な貴族のお家
と思って読んだ方が面白くなります。先入観や最初のイメージがどんどん覆されていくのであっという間に読みました。
グロ注意。怖いという話よりも切ないやるせないという気持ちの方が残りました。
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振り切れてる
ネタバレ
2020年3月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ ロザリンド怖っ!
天使に生まれた悪魔って感じ
なんというか独特なキャラの造形が見事
最期はまあ、そうなるよね…
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無邪気な殺人鬼!
2019年8月14日
結構前、どんな内容なのか知らずに購入したフレンドKCの総集編。久々に読みましたが変わらず強烈な話。「地獄でメスがひかる」とかもそうですが、当時の講談社凄い……。今なら掲載不可な作品の1つかと思います。
アレしたり、コレしたりとイタタタタ!一番印象に残っているのが鋏で舌を……!ひー。昔の塗り絵のようなレトロかわいい絵柄なのに、これでもかと繰り広げられる殺戮。自分の好きなように、欲しい物のため、誰かのため……ロザリンドは無邪気に笑顔で次々人を殺していきます。
しかし読んでいくにつれ、殺人=死ぬことというのは分かっていて、何故殺したらダメかとか、殺したらどうなるのかとか、そう言う罪悪を感じないだけなのかと思いました……。ラストはそれしかないという終わり方。後味悪く自分には重たい内容。
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こわすぎます(泣)
2019年4月2日
小学生のとき講談社コミックスで読みました。
修道院から先の部分でしたから、まさか母親が死ぬまでの前半のお話が存在していたとは思いませんでした…!
最初はレンタルで読みましたが、結局購入。
昔の漫画ですが、わたなべ先生といえばガラスの城と聖ロザリンドですよね。
まるでモノクロのフランス映画を見ているような感じです。
流麗なタッチで美しいです。
ロザリンドの無垢な怖さが引き立ちます!
もちろん、突っ込みたい部分もたくさんありますよ…(笑)なぜ修道院に青酸カリがあるのとか、パスポートがいるでしょ、とか
その殺し方はさすがに子供の知恵ではないでしょとか…
しかしそれすらも凌駕する、ロザリンドのすさまじさ!
ぜひ、名作ホラーを読んでみてください。
また子供のときはわからなかった、両親の苦しみ、悲しみ、…心の葛藤の描写が胸を打ちました。
これがあるから、名作なんだな~と、改めて思いました。
ネットで見て
2018年11月28日
どんな内容の漫画なのかなと。
少女漫画らしいかわいらしいタッチですが、
息をするように恐ろしいことをするこの主人公の行く末が気になりあっという間に最後まで読んでしまいました。
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絶妙なバランス!
2018年5月6日
恐ろしい殺人鬼なのに本人は無邪気で可愛い女の子ってところがなんとも言えない怖さを感じられていいです!本屋さんで見つけて気になったのでこちらで購入してみました!
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怖い
2012年6月2日
こんな子が本当にいたら怖いけど8歳にしては知恵が長けていてちょっとリアリティに欠けてるかな?
でもリアリティに欠けてるからこそ読めたかも。
絵はかなり古臭いけど嫌いじゃないです。
パック買いして良かったかな
純粋無垢
2011年11月24日
可愛らしい8歳か?間違いなく善悪を教えなかったのか?って思いつつも、無邪気で残虐な悪魔にはまりました。
絵が古いけど凄く素敵なのも良いです。パックで購入して正解でした。
怖すぎる
ネタバレ
2024年12月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 予想を超える恐怖です。悪意がないってのもこわい。うかつなこといえないという。ロマンホラーぐらいを期待してたら。
修道院での「何でロザリンドの近くに起きっぱなし?」「怪力すぎ!」その後も「ロザリンド関係なくても危険なこと起きすぎ!」とムリやりな設定があったことで恐怖が薄まり逆によかったかも。しかし最後の方のウソもついてないのにやられた家政婦さん気の毒すぎた。やっぱり怖すぎた。
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オーメン
ネタバレ
2023年2月27日
このレビューはネタバレを含みます▼ わりと映画の「オーメン」そっくりの内容でした。
見た目的なグロテスクではないけど精神的に来るかな。
でもオーメンの方が怖かったです。
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作家名: わたなべまさこ
ジャンル: 少女マンガ ホラー
出版社: ぶんか社
雑誌: ホラーM