ネタバレ・感想あり新装版 凍りの掌 シベリア抑留記 分冊版のレビュー

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シベリア抑留
2023年7月3日
植木にホースで水撒きしている、どこにでもいそうなおじさん(作者の父親)と、壮絶な体験とのギャップに言葉を失う。
みんなに読んで欲しい
2023年3月14日
これは戦争の物語ですが、戦争が終わった後にも、こうして別の戦い?というんですか(T_T)(T_T)!!感動作品です
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マンガだからこそ伝わる
2020年10月1日
体験した人しかわからない戦争の悲惨さを、過剰にドラマチックに演出せずに淡々とした筆致で描いていて、それが逆に読む人の感情を深いところから揺さぶります。マンガという手段だからこそ伝えられることがあることを教えてくれる作品です。
戦争の悲劇
ネタバレ
2020年8月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ たくさん資料を集めて描かれていて、詳しくなかったシベリア抑留の話が知れてよかったです。画力は…目が肥えてきたせいか上手とは言えませんが、、お父様のその後も、忍耐強く優しい方として生きられたとのことで、ご立派だと思います。
極寒
2019年8月18日
全巻読みました。凍傷、飢え、不衛生、あらゆる命の危険にさらされる毎日。考えるだけでつらくなります。
風化させてはいけない
2019年8月15日
私の祖父も、シベリア抑留経験者です。
まだ戦争について何も知らなかった子供の頃…たくさん仲間をなくした、自分も日本へは帰れないと思っていた、ということだけ聞きました。
もう祖父は他界してしまい話を聞くことは出来ませんが、この漫画を読んで、当時祖父もこんな生活を強いられていたのかなと思い涙しました。
読みやすくかわいらしい絵柄と残酷な展開のアンバランスさが、悲しいです。
好きなものを食べ、好きな服を着て、好きな仕事をして、好きな土地に暮らす……現代なら当たり前のようなことが到底叶わない、絶望しかない日々を必死に生きた人々がいたんですよね…それも、そう遠くない過去に。
改めて戦争の虚しさ、愚かさを思い知らされた作品です。

他の方も仰ってますが、苦い経験の話をするって勇気のいることだと思います。
話してくれたお父様、それを聞いて作品化してくれた作者様にありがとうございました、と伝えたいです。
あっという間に全巻購入してしまいました。
2019年5月24日
戦争もので、重いテーマのものですが、あっという間に読んでしまいました。この作者さんの作品はイラストはかわいらしいからこそでしょうか、すぐに作品に入り込んでしまう感じがします。
戦争の悲惨さ
2019年4月23日
中学の時の校長先生がシベリア抑留された経験があり、全校集会の時などにシベリアでのつらい体験を度々話されてました。当時、中学生の私には戦争や終戦直後のことはいまいちピンときませんでした。
大人になって世の中がみえてきて、子どもを育てるようになってから、戦争の悲惨さを想像・理解出来るようになったと思います。
思い出してみると、子どもの頃、男の人は「自分は戦争でどこどこへ行った」と話してましたが、祖母たち女の人は暗い顔をして、「戦争のことは思い出したくない、口にしたくない」と言ってました。
二度と戦争はしてはいけない、と強く思います。
無料分のみ読みました
2018年7月26日
戦争物という重い内容とは対照的に可愛らしい絵柄なので導入部分はあっさり読めました。戦争体験者の話はとても貴重なので学校の教材に使えそうですね。小学生の頃見せられたはだしのゲンのアニメがトラウマで戦争関連の話は苦手なのですが、この絵柄なら私でも最後まで読めそうです。
凍てついた 手と 足と 心と …
2018年6月28日
無料 立ち読み 1. 2巻 を 拝見 。

これは 読まねば ならない本と 判断し 全巻 購入 。

絵柄に 関し 色々な 御意見も 有るが … 。

もし … この 内容で リアルな画力の 作家さん が 描いていたら ……… 。

多分 自分は その作品を 凝視 …… 出来なかったと 思う 。

あまりにも 辛過ぎて 購入なんぞ 出来ない ……

描かれる 作家さんも さぞや 精神的 苦痛に 心労し この 抑留記は 世に 発表されなかった かも 知れない …… 。

それだけ この 作品は 酷い(むごく) 酷い(ひどい) 記録なのだ 。

自分は この 作者さん の 画風だから 最後まで 見届ける事が 出来た 。


……… 究極の 世界で 生きた 人間達の 生還 記録 …

今も シベリアの大地 で 眠っておられる 方々へ … 合掌 。
今の時代だからこそ読んでほしい
2018年4月6日
戦争を経験した人は、思うことがあってもあまり語りたがらない人が多い気がします。
戦争を経験していない、知ろうともしない世代ほど、
戦争を美化したり、やたらと自信過剰で好戦的だったり。

身を守るために火の粉を振り払わなくてはならないことはあります。
が、どんな理由があろうと戦争は悪です。
勝とうが負けようがどこにポジション取りしようが、
人命がぐちゃぐちゃにされたツケは支払いきれず持ち越される。
といっても戦争になったら身を守るために戦うしかない。
だから戦争は始まってしまった時点で、全員等しく大負け。

との思いが、このお話を読んでより強固になりました。
学校の図書室等に置いてくれるといいんだけどなー。
戦争って…
2017年7月31日
いろいろ、知らなかったことが学べる作品です。
面白かったです。続きが気になります。
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可愛らしい絵とは裏腹な戦記
2017年4月25日
作者の肉親が実際に体験なさった終戦直前~シベリア抑留記・・に引かれ読みました。かわいいタッチで描かれる人物が次第に苦しい状況に陥る時代の悲しさを際立たせている事に胸打たれました。
当時
2017年2月28日
色々と戦後当時の人々の苦労した様子が描かれていて、ぐっと読み込んでしまいました。まだ世が貧しい時代の話は感動を呼びますね。
詳しく
2016年12月13日
シベリアについてはあまり知識はなかったのですが、その状態で読んでも理解できる内容でした。
読み手まで苦しくなるような描写も多々あり…
日本人として知っておくべき過去の事実だと思います。
体験を基にした話
2016年7月8日
シベリア抑留…教科書やテレビで聞いたことはあっても、その詳細は知りませんでした。
この作品は作者のお父様の体験が基になっています。実体験ならではのリアルな描写です。現代と同じ普通の若者が戦地に徴兵され、戦い、敗戦後、敵対国に捕らえられシベリアに抑留される。
極寒の地で強制労働をさせられ、満足な食事もないなか、栄養失調と疲労で次々と病気になり亡くなっていく。終わりも救いも見えないなか、その絶望とはどれ程のものだったのか。

普通にご飯を食べて、勉強して、友達や恋人、家族と過ごす。起きて寝て笑ったり泣いたり、夢や希望や未来を信じて朝を迎える。
そういったものを、全て奪われて、なぜ彼らはそんな目に遭わなければならなかったのか?そして、多くの人間を不幸にした戦争をなぜ国は押し進めたのか?なぜ、狂気を止められなかったのか?
冒頭でお父様が「思い出せない」と呟くシーンがあります。あまりに辛いことは人は記憶から消そうとするそうです。

今、71年前の状況と似たような流れを感じさせる動きがあります。もう二度とあの悲劇をくりかえさないために、多くの人に読んでもらいたい作品です。
自由な発言ができる世の中へ
2016年1月18日
戦後70年。
未だに自由な発言が出来ない、この国が心配です。
作者のお父様も勇気がいったと思います。
出来るだけたくさんの戦時中の話を知るべきです。
点数はつけにくいが…
2015年8月3日
シベリア抑留についての漫画は初めて読んだ。厳しい環境での辛い労働について、帰国を迎えるまでの日常について、食事、衣服、細やかな描写でわかりやすい。70年は長いが、祖父母の時代と思うと近い。読んで良かった。知れて良かった。
難を言えば人物の見分けがつきにくい、というかほぼつかない。せめて主人公くらい、わかりやすくしといてくれよと思った。
深い感動
2015年7月31日
今年、戦後70年を迎えます。シベリア抑留は良く耳にしますが、あまり事実を知りませんでした。
環境の厳しさ、精神的に堪える政治絡みの厳しさ。
生きてダモイ出来たお父さんをはじめ、多くの人の苦難にあらためて平和の有難さを噛み締めました。
太平洋戦争は、三年八ケ月の期間にどれほど多くの命が犠牲にならざるを得なかったのか?
この漫画に出会えたことを感謝します。
是非、戦争を知らない子供達へ語り継ぎましょう。
聞きたくても聞けなかった話でした。
2015年7月28日
シベリア抑留の実態については、驚くほど知られていません。寒くて大変だっただろうと考えたことはありますが、どんな背景で育った人達が、どんな食事をして、どんな場所で寝て、どんな作業をして、どうやって帰国したのかまで、考えたことはありませんでした。自分たちに未来など無いという絶望と、それでも今日一日を生き抜くという静かな本能が、淡々とした絵柄で描かれていて、彼らにとっての日常だったことが感じられます。本当に、辛い世界だったんですね。
私にとって戦争は、祖父母の世代の話です。いつか戦時中の話を聞きたいと思いつつ、聞いたら祖父母を傷つけるような気がして聞けませんでした。そんな話をきちんと取材し向き合ったおざわ先生と、語ってくださったお父様に、心から御礼申し上げます。
伝わります
2021年8月16日
文章や映像とは違った感じで、戦争について考えさせられました。絵のタッチは、とても優しく柔らかい感じですが、戦争による怖さが伝わりました。太平洋戦争については、いらんなもので学びますが、シベリアに関することは、割りと簡単にしか学校でも説明してくれなかったので、いろんなことを知りました。作品を通して、とにかくいろんなことを考えさせてくれました。
戦争は当事者が一番辛いのだぞ!
2020年1月12日
自虐的歴史観の太平洋戦争だが、彼らのような存在を忘れてはいけない。戦後になにがあったのか・・・もっとちゃんと理解しよう。そのために舞鶴に行こう!
経験者のみ語れる
2017年4月7日
厳しい戦争の現実。決して繰り返してはいけない。そのためにもその悲惨さを知らなければならないと思います。
シベリア出兵
2016年12月19日
シベリア抑留については想像の範囲内でしかないためあまり言えませんが気温がうん10度も低い場所で何もなく過ごすのは身体的、精神的にも参らざるをえませんね
試し読みで
2016年12月17日
試し読みで読みましたが、分かりやすく続きも気になりました。続き買おうかな…
壮絶
2016年12月10日
平和ボケしてる現代、こういう体験を語り継がれるのに、漫画という媒体は便利ですね。面白く感じるかどうかは別として、なるべく多くの人に手に取ってもらいたい漫画です。
あっさりとしてるけど
2015年10月26日
あっさりとしてるけど、これが事実だったと考えると本当にこわい。
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シベリアと聞くと
2015年8月9日
シベリアって、漫画でいえば
彼がシベリア出兵になってしまうハイカラさん
ぐらいしか知らない

同じシベリアでも
シベリア抑留と、シベリア出兵は別の時代なので
帰って来ない人、、、帰りたくてももどれない人
生きて当時を話せる人の数がそもそも少ないのも
あるだろし
あまり知られてはいないよね
なので

漫画でも
貴重な
お話だなって思った
戦争もの
2023年2月10日
作者の父親の体験をベースに描かれています。35P。大学生だった昌一は戦況が悪化した結果、臨時召集令状を父から直接受け取り……。さしたる訓練もできぬまま、朝鮮→満州へとやってきた昌一。寒さの厳しい中、正しい情報も伝わらず。絵柄は素朴ながら、これから恐ろしいことになりそう。
良いのでは
2020年6月1日
私の趣味ではなかったが無料なので試し読み。課金してまで買うほど好きにはなれなかった。
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無料分のみ読んだ感想
2017年8月6日
内容は重いが絵があっさりめなのが救いだと思う。戦争とは本当にろくでもないなと改めて思える内容だった。
戦争のおそろしさ
2017年1月14日
戦争が終わってからも苦しい日々が続いたことが分かるので読んでためになりました。
どの層向け?
2016年11月24日
シベリア抑留の実体験談を基にしたお話です。内容は体験記ならではの細かいエピソードもありしっかりしていると思いますが、絵が新聞の4コマ漫画かと思うほど簡単に描かれているのが残念。描写次第でもっともっと表現できたのではと思います。登場人物の表情も口が閉じてるか開いてるかくらいしか変化がなく、皆見分けのつかない同じ顔です。でも、絵が単純な分グロテスクな描写もないので小学生が平和教育の一環として入門的に読んだりする分には向いている気がしました。
シベリア
2015年10月18日
私もシベリアの話は体験者のおじいちゃんから聞いた事があり、勉強になりました。
ただ、絵がマイナスでした。
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1巻無料
2015年8月26日
まだ無料分しか読んでませんが、実体験を元に書いてあるとの事だったので続きを読んでみたいです。
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絵が
2015年8月1日
へのへのもへみたいに単純化されている、
作者は真面目に描いているのだと内容的にも思うが、
美麗な絵にこちらは慣れ過ぎているのでびっくりした。
1巻読んだが、そんなに盛り上がらず終わってしまったので、
短い100円の本では読み応えに欠ける。
長い本で読みたいな。

最近は、戦争の記憶、記録が薄れてきている気がするので、学校やら図書館に置いてみたらどうだろう。
何でだろう?
2017年2月27日
絵柄があんまり好きじゃないけど話には引き込まれてしまった。不思議。
ヒステリック
2022年4月14日
作者の父親が実際に抑留されていたそうで、そのせいなのかとてもヒステリックに描かれています。
もちろんソ連のやったことはえげつなくて非難されて当然なのですが、漫画として出すならもう少し俯瞰で見るというか冷静に描いてほしかったと思いました。
う〜ん?
2015年8月24日
話の内容はなんとも評価しにくい。
絵に関しては、4コマ漫画?と思う位ヘンテコでした。
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作家名: おざわゆき
出版社: 講談社
雑誌: BE・LOVE