≠ ノットイコール
」のレビュー

≠ ノットイコール

池玲文

読んで欲しい

2018年8月21日
人は秩序ありきで存在しているわけではないにせよ、社会もまた秩序なくしては存続しえないわけで。だからこそ、どうしようもなく泣けた。その本質が"本当に"愛であるならば人を愛するということは尊いです。社会通念上タブーとされる内容だとしても心情としては見守ってあげたい、ツッコミどころはあるにせよ・・・・。倫理、タブーそして幸せとは何か?を考えさせられる作品でした。あとがきの「倫理観とはとても大事なものだから、常に懐疑的でなければならないと思い・・・」という考えに共感。読んで欲しい作品。只一つ思うところがあるとすれば、自分の中の正しさは曲げるなと思うのでこの部分は解せない。
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