君が僕らを悪魔と呼んだ頃
」のレビュー

君が僕らを悪魔と呼んだ頃

さの隆

救いの無い胸糞悪さ

ネタバレ
2019年4月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 記憶を無くした気の良さそうな高校生が、あることをきっかけに自分の記憶を取り戻す強い必要性に迫られるようになり、様々な人との交わりの中で過去を段々と明らかにしていくという話。しかし、失われた記憶というのは、自身の中学生時代、周りの学生に対する集団リンチ、性的暴行といった悪魔の所業の数々と、そして挙げ句の果てには殺人まで…。ほのぼのとした絵柄からは想像できないような胸糞悪い展開で、救いの要素も全く無く、この漫画には嫌悪感しか抱けません。しかも、5巻で話がまとまったかと思いきや、蛇足のような話が始まる6巻。これ以上読む気力もありません。ゲテモノ好きで、あえて胸糞悪い話が好きという方以外には全くオススメできません。
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