嫌い、大嫌い、愛してる。
」のレビュー

嫌い、大嫌い、愛してる。

ARUKU

攻めが最低。好きなら何してもいいのか。

ネタバレ
2019年7月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 後半の懺悔の部分があるから
攻めのドクズぶりが浄化された感が出てるんだと思いますが、私はやはり
出だしの非道ぶりが許せないので、受けが攻めを好きになるのも正直気分良くなかったです。

基本、クズ攻めは大好きなんですけど、程度があります。
この攻めはクズ過ぎる。本当に酷い。ここまでするなんて、いくら本気で好きでも狂ってる。
そこがいいっていうのは分かるし、実際、こういうドクズによる異常執着系のBLで好きなのもあるんですけど、この作品は私に合わなかったです。
後半のキャラが変わったかのようなピュア攻めも、今更って感じでした。ここまで変わったからいいよね、ってことだろうけど、しょっぱなの最低最悪の犯罪が頭から薄れなくて無理でした。

なんていうか、クズ×クズならまだ読めたけど、あんな純粋な子相手に酷い。
歪んでしまった受け君よりも、最初の頃の受け君の方が好きなこともあり、なんか見てて腹立たしかった。

ただ、熱量のある作品であり、個性もあり、拘りもあり、作品の完成度は高いことは分かります。ただ、自分には合わなかったです。
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