ずっと大事に読まれていくべき作品





2019年8月14日
戦時下の悲惨さや歪みをはっきりアピールしてくるような作品ではないのに、当たり前の普通の人々の暮らしが有無を言わさず破壊されていく様子に、静かな衝撃を与えられます。悲しみとか同情ではなく、衝撃で泣いてしまいました。読者に、主人公に自己投影させる力がそれだけ大きいのだと思います。
つらい漫画は、二度と読み返したくない...と思ってしまうこともありますが、この作品は、隅々にまで血の通った優しい可愛らしさ、懐かしいような美しい世界があって、時々見返したくなります。
つらい漫画は、二度と読み返したくない...と思ってしまうこともありますが、この作品は、隅々にまで血の通った優しい可愛らしさ、懐かしいような美しい世界があって、時々見返したくなります。

いいねしたユーザ1人
-
絵理子 さん
(-/-) 総レビュー数:125件