葉桜の季節に君を想うということ
」のレビュー

葉桜の季節に君を想うということ

歌野晶午

どんでん返し好きがお好きな方に。

2019年11月21日
はじまりは、ありふれた物語のように。すこしの色気も含みつつ、淡々と進んでいきます。

途中所々でかすかに感じる違和感…それがこの物語のカギ。しかし、私は注意深く読んでも全然気づかなかった。クライマックスであっと言わされましたよ。

「葉桜の季節」という言葉。桜は花が散っても終わりじゃない。盛りを過ぎたあとも、なお。

読む前と読み終わったあと、タイトルの印象が変わります。

どんでん返し好きな方、ぜひ。
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