秀作





2020年3月25日
初作家さんで完全なレビュー買いです。結論、絵はあまり好みではなかったけど、ストーリーと人物の心情描写が秀逸で大満足。高校生の頃、白線の上で出逢い恋に落ちた晃と夕希。社会人になり同棲し始める中、真面目で考え過ぎる晃は夕希を愛し過ぎて失うことへの恐怖とマイノリティな自分の将来への不安から夕希と別れる。晃の気持ちも分かるけど突然、愛する人を失った失意のどん底の夕希は切な過ぎた。晃はマジョリティを求め好きでもない相手と結婚するけど愛のない生活への苦悩がこれまた切ない。2人は運命的な再会を果たし、お互いが唯一無二の存在であることを確認して生涯を共にする、結婚式の誓い「健やかなる時も病める時も‥命ある限り真心を尽くすことを誓いますか」のリアル版!深く感動します!この作品が好きならゆき林檎先生の「玉響」も読んでみてー!

いいねしたユーザ2人
-
にっこにこー( ・ᴗ・ ) さん
(女性/40代) 総レビュー数:92件
-
はる さん
(女性/50代) 総レビュー数:278件