Life 線上の僕ら
」のレビュー

Life 線上の僕ら

常倉三矢

泣きの最高傑作

2020年5月1日
テレビで誰かが紹介されていてずっと気になっていたのですが、絵柄があまり好みではないかなと思い、買うのを少し躊躇していました。結果、迷っていた自分をぶん殴りたくなりました。最高です。うるうるではなく、完全に泣きました。同性同士で恋愛することの難しさ、悩みが描かれていて、BLを知らない人にもBLがBLでなければならない理由が分かってもらえると思います(←語彙力)。けれども、例えば年齢や立場の違いなどがあり、この恋を貫いていいのか悩んでしまうことは誰にでも起こりえます。そういった意味では普遍的な愛の物語でもあると思います。こんなに他の誰かにも読んでほしいと思った作品は初めてです。何なら母にも読んでほしいです。たぶん単身赴任中の父に会いに行っちゃうと思います。人生をかけて人を愛するということの素晴らしさを教えてもらいました。
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